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5. 考察


本章においては,ドラゴンバスターのアーケード,ファミコン,X68K, PlayStation 版の違いの比較検討を行ないます.

アーケード

アーケード版の他に比べて難しい点といえば,なんといっても二段ジャンプのタイミングがシビアである点です.他では2回目に上にレバーを入れるタイミ ングは結構甘いのに対して,アーケードは「一段目のジャンプの頂点」でレバーを上に入れなければならなかったので,慣れないうちは二段は激難でした.しかも,斜め方向にレバーが入ってしまうと反応してくれなかったので,店によって極悪にも八方向レバーの台だったりすると,かなり終わってました.あと,アーケード版にはクロービスの当たり判定がなくなってしまうワザがあって,これをやると電源をきるしかなくなるために,店によってはこのワザ(よーするにバグ技ですが)をやったら出入り禁止にされてしまうところもあったようです.4 面や 9 面の奇岩山でできるのですが,文字で書くのは難しいのでオールアバウトナムコを見て下さい.

ファミコン

ファミコン版のドラバスは NAMCOT から出ていましたが,はっきりいって全然別のゲームです.クロービスの操作や出てくる敵は同じですが,マップが全く違っていたりオリジナルにないアイテムが大量にあったりします.しかし,別のゲームと思ってやればまあまあおもしろいゲームではありました.ちなみにファミコン版に関しての攻略ページとしては,ルーシア氏のドラゴンバスター攻略ページがあり,かなり良くできているようですので,そちらを見てみてください.

X68000

電波ソフトのアンソロジーシリーズで X68000 にドラバスが移植されました.さすがに「基板エミュレータ」と称するだけあって,移植度は完璧に近いものでした.しかし,オリジナルに比べてドラゴンがやたら強いような気がするのは気のせいでしょうか(やたらドラゴンの当たり判定が厳しい).アーケードに比べると二段ジャンプの判定がかなり甘くなっているので,そのバランスを取るためにそうなっているのか,眞相は不明です.

PlayStation

namco ミュージアム 2 のゲームのひとつとしてドラバスが PS に移植されました.さすがに本家 namco が移植しただけあって,移植度はほぼ完全です.やはりアーケードに比べて二段ジャンプが相当に甘くなっています.ドラゴンの強さはアーケードよりちょっと弱い(という気がする)ので,X68000 版に比べるとかなり簡単な気がします.PS 版は微妙におかしいところがあって,例えばクローラーが低速でも 2 回斬らないと倒せなかったり,ダメージを受けたときのはじかれ方が多少違ったりします(アーケードよりも横の方向に飛ばされる距離が小さい). あとゲーム内容ではないですが,なぜか L2 ボタンが剣を振るボタンになっていて,これが兜割りをするときに思わず人差指が当たってしまって失敗することがあるのは困りものです(これは変更できてほしかった)。そのため、PS のコントローラでは、兜割りがなかなかうまく入ってくれないというのも困りものです.あともっと関係ないですが,ハイスコアがゲームをやるたびにクリアされてしまうのも謎です(これってわざと?).文句を並べましたが,細いところを除けばまったくもってアーケードそのものと言っていいと思います.

Windows 版

1999 年になって, Windows 上で動くドラゴンバスターが発売されました.これも一応本家 namco の移植のようです.まともなコントローラが無くてちゃんと試せていないのですが,少しやった感じではこれこそ本物そのままと言ってもいいのではないでしょうか.それでも二段ジャンプは甘いのかなぁという気もするのですが,もはや本家がどうだったか良く覚えてないので比較できません.980円(町で買えばもっと安く買えるはず)なので是非みなさまお買い求めの上,攻略してみてください.こちらの攻略を参考に一週間くらいえんえんやっていれば誰でもカウントストップレベルの腕前になれると思いますよー(多分…).ちなみに Windows 版といえば豆とかいうのもありますが,こちらについてはここでは述べないことにします.

3DS 版

こちらは検証していないので、検証後に報告する予定です。

Wii コンソール版


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