レバーを左か右に倒すと,そちらの方向に向かって歩きます.すばやく同じ方向に二度レバーを入れると,そちらの方向に向って走ります.移動速度が二倍程度違うので,場合によって使いわけることが必要です.通常エリアの中を移動する場合には「走る」を使いますが,イノサイやテストールにぶつかりたくないときは歩くほうがいいかもしれません.また,つたのあるところで上や下にレーを入れると,つたを使って上下に移動することができます.つたを使っての移動速度は常に一定です.また,つたのないところで縦の穴に落ちると,床のあるところまで落ちます.どんな高いところから落ちてもダメージは受けません.床のあるところで下にレバーを入れるとしゃがみます.しゃがむことで攻撃を避けたり,敵を攻撃しやすい態勢にもっていくことができます.
ジャンプには二段階の高さがあります.上方向にレバーを一度入れれば一段ジャンプになり,ジャンプの頂点で上にレバーをもう一度入れるとさらにジャンプできて二段ジャンプになります.また,歩いている途中あるいは走っている途中にジャンプをすると,斜め方向にジャンプできます.止まっている状態からは斜めにジャンプできません.また,つたに捕まっている状態から上方向にジャンプすることはできません.つたに捕まっている状態から左右にレバーを入れると,左右方向に少しだけジャンプします.
剣ボタンを押すと,その場で剣を振ります.攻撃の基本中の基本です.ルームガーダ以外の敵はだいたい一撃で倒せますが,高速クローラー,灰色リーベン,緑ゴーレムは二度斬らないと倒せません.さらに,コレオクローラーとスライムは剣では絶対に倒せません.ファイアーボールボタンを押せば,ファイアーボールのストックの先頭がファイアーボールのときには,ファイアーボールが地面に水平に出した方向に向かって飛んで行きます.ルームガーダ以外のほとんどの敵は一発で倒せますが,ケーブシャークだけは二回当てないと倒せません.スーパーファイアーは,自分を中心に螺旋状に四つのファイアーが飛んで行きます.通常の攻撃力は普通のファイアーと同じですが,ドラゴンに対してだけは二倍のダメージを与えます.
一段ジャンプをしたあとに,着地するまでに剣ボタンを押してレバーを下に入れっぱなしにした状態にすると,剣を前に突き出した格好で相手を攻撃することができます.この攻撃を「兜割り」と呼びます.この状態で敵に攻撃が当たると,通常の二倍のダメージを与えることができます.特にルームガーダに対してはこの攻撃を多用するので,練習を繰り返して修得するべきです.
二段ジャンプしたあと,もしくは縦通路から落ちている途中などに剣を振り,そのままレバーを下に入れると剣を下に向けた格好になります.このまま真下の敵に当たると敵に二倍のダメージを与えることができます.この攻撃を「垂直斬り」と呼びます.これを使う場面はそれほど多くはありませんが,場合によっては非常に有効に使えることがあります.また,縦通路を落ちてしまったら特に何もなくてもこの垂直斬りのポーズを取っておくと,着地地点に敵がいた場合でもやっつけることができる場合があるので,保険だと思って常に垂直斬りのポーズをとったほうがいいでしょう.
これはわりと有名なテクで,ルームガーダーを背後からざっくり斬ってしまうことのできる技です.このテクを使うには地形が重要な条件となります.各面の攻略編のところで詳しく説明していますので,そちらを参照して下さい.
陰険殺しができるのは,主にこの二つの形状をした地形があるときで,左のケースでは A を倒してから A の壁にタッチして B の場所にいくと,B が後ろを向いています.そのまま B を倒して C に行くと C も後ろを向いているので楽勝です.右のケースでは,A の下をくぐって回り込むと,A が何故か後ろを向いています.2 面の廃墟のように A のましたに別の部屋があるようなケースでも,下から回り込むと後ろから斬れます.
ただし,エリアによってはルームガーターの位置が部屋の端からかなり遠い場所にいることがあります(12面や11面の廃墟など).そういう場所では,こういう地形があってもうまく背後から切れないこともあります.
ファフネルと戦うときは炎がやっかいです.これをなんとかしないとファフネルに近寄るだけで大ダメージを受けてしまいます.そこで登場するのが「壁ひっつき」です.シャッターや壁に向かって斜めにジャンプし,壁にぶつかった瞬間に逆方向にレバーを入れると壁にぴったり背を付けた状態になります.この状態でしゃがんで剣を振っていれば,ファフネルは意外と簡単に倒せます.スケルトンにも同じ技が使えますが,ファフネルが突進してくるだけなのに対してスケルトンは前後に移動するので,ファフネル相手ほどには有効ではありません.スケルトンはすきを見て斬りこむか,兜割りを使ったヒットアンドアウェイ攻撃を使ったほうがいいでしょう.
つたは実はいろいろ使えます.通路をうろつく敵を避けたり,つたを上下して下や上の通路にたまった敵を消してしまうことができます.また,つたが一番下の地面のところまで来ているところでは,その位置に座っていれば絶対にふっとばされることがありません.これは意外に有効なので覚えておくといいと思います.
部屋に入った瞬間,コレオクローラとスライムとテストールの大群に襲われたら…普通はファイアーを使うしかないのですが,敵が一匹や二匹しかいなくて,かつルームガーダーがスケルトンだったりするとファイアーを使ってしまうのは惜しい,という状況はままあることだと思います.こんなとき,スーパーソードを持っていないなら,敵を斬りまくることで実は難を逃がれることができます.なぜかと言うと,敵を斬っている間はその敵からはダメージを受けないとい特性((?)があるため,斬れない敵でも斬りまくっていればその敵からダメージを受けないので,なんとかその場をしのぐことができるわけです.ひたすら斬りまくっていれば,敵がファフネルやスケルトンならそのままの状態で勝ててしまうでしょう.ちなみに,つたを登ってる途中に上から敵が落ちてきた時にも,そいつに剣を当てることができればダメージなしてやりすごすこともできます.
ノーマルのファイアーの進む速度は,自分の移動速度より微妙に遅いので,これを利用すると通路を安全に進むことができます.通路でファイアーを撃ち,それを走って追いかけると前から来る敵はすべて全滅させることができます.しかもそのまま部屋に走り込めば,湧いてきた敵を一掃した上にルームガーダにもダメージを与えられて(スケルトンとかはダメだけど)一石三鳥です.9 面の山や 11 面の廃虚などでは多用する技です.
ケーブシャークは普通にプレイしていたら 12 面くらいでしか出てきませんが,何かの間違いで出てきてしまうことがあります.一度出てきてしまうと次々と出現して手に負えなくなってしまうので,なんらかの対策を立てる必要があります.ケーブシャークを消す(別に倒そうと思う必要はない)には,1.エリアの出口から出る,2.ルームガーダーを倒す,3.殺す,の三通りの方法があります.すでに出口を出している状態ならば,すぐ出てしまうのが一番です.しかし,どうしても出口がないとい場合には 2 を選択するのがいいでしょう.特に,シャッターの閉まる面ならば部屋に逃げ込んで(?)しまえばケーブシャークに噛まれることはありません.しかもルームガーダを倒せばケーブシャークは消えてくれるので,この選択肢は悪くないでしょう(たとえウィザードやスケルトンでもルームガーダのほうがケーブシャークよかマシ).問題はシャッターの閉まらないエリアでケーブシャークが出現し,かつ出口がまだないというどうしようもない状態の場合です.この場合,まず部屋の中にいるならば,ケーブシャークが目前まで来たところで真上に二段ジャンプすると,ケーブシャークは垂直飛行を始めてしまうので,一時的に逃がれることができます.それを倒すなり,そのままにげてしまうなりすればちょっとの間は逃がれられます.それもダメな時は,とにかくルームガーダを探して,何でもいいから殺してしまう(極悪)という方法しかないでしょう.それもできずに噛まれてしまったら,通路でファイアーボールを撃って,それを追いかけてケーブシャークに当ててやれば倒せます.ファイアーもなくてどうしようもない場合は,その場で兜割りを繰り返してとにかく倒すしかありません.
かなりの高等テクです.敵にあたって跳ねると一段ジャンプしたのと同じ状態になることを利用して,部屋の中にいる敵を踏み台(?)にしてルームガーダーに兜割りを決めてしまおうという大胆な技です.これが意外に使えて,敵がウィザードやスケルトンなら感動的に美しく倒せることもあります.ただし,剣を振るタイミングを間違うと逆に大ダメージを受けてしまうので,余裕があるとき以外は狙わないほうがいいでしょう.ギャラリー受けしまくる技ですが,リスクは大きいです.
セリアは 3, 5, 8, 12, 16, 20,... 面で現れます.3 面で助けるならば,2 面の塔でセプターを取るくらいしかないのでかなりきついでしょう.5 面は 3 面でソードを取らなかった場合には簡単に助けることができます.問題はそれ以降で,8 面ではもしも 5 面で取った盾をなくしてしまったのなら,助けるということもできますが,12 面以降では非常に苦しいものがあります.とにかくセリアを助けようと思ったら盾かソードは捨てなければならないわけなので,盾,ソードの順で捨てることを考えるしかないでしょう.
3 面で助ける場合は 2 面の塔でセプターを取るか,あるいは 3 面の右下の奇岩山のセプターを取るかのどちらです.3 面の上の奇岩山に行かないという選択は,あとが苦しくなるだけなので,やっぱり 2 面で取るしかないでしょう.5 面ではクラウンもセプターも簡単に入手できるので,5 面で助ける場合にはそれを利用します.7 面でもがんばればクラウンもセプターも入手可能なので,8 面で助けようとする場合には 7 面の塔で集めます.問題は 12 面ですが,基本的に 10 面の山で集めるのがいいでしょう.ソードは捨てがたいので,盾を犠牲にして 10 面でクラウンを取り,12 面のセリアと遊ぶという方針がいちばん楽で,しかも効用が大きい(?)と思います.どーしてもバニーガールではないとイヤという方は,12 面の塔でセプターとクラウンの両方を手に入れて助けるしかないでしょう.
セリアはさんざん助けてやっても,すぐにまたドラゴンにさらわれてしまって,クロービスの助けを待つということを繰り返します.はっきりいって舐めてるとしか思えないので,こーゆー馬鹿王女はドラゴンにひたすら連れ去られるのが吉と出てるのですが,コスプレしたりキスしたりと営業努力(?)は怠っていないようなので,たまに気がむいたら助けてやってもいいでしょう.ちなみに王女の衣裳は,ドレス(フォーマル),ミニスカート(カジュアル),ビキニ(バカンス),バニーガール(シークレット)の順に変わっていきますが,セプターとクラウンの両方を持っていないとバニーガールは見ることができません.後半の面ではかなり厳しい制約条件ではありますが,Sファイアーをがんばって取っていけばそれなりに何とかなります.