Zendikar Block Constructed 情報 @ Magic Online
MTG: 青白コントロール with Jace (Zendikar Block Constructed @ Magic Online)
青とか全然分からないんだけど、さすがにこんだけ当たりまくるとちょっとは対策しないと、どうにもなんないよね・・・。
青白コントロールの動きは概ねこんなかんじ。
- 敵クリーチャは未達への旅/Journey to Nowhereや乱動への突入/Into the Roilで耐えつつ土地を並べる。
- 敵の土地は地盤の際/Tectonic Edgeで壊したり、広がりゆく海/Spreading Seasで島にする。
- ハリマーの深み/Halimar Depthsでライブラリトップをいじり、宝物探し/Treasure Huntで手札を増やす。
- 隙を見て永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceを張る。
- 敵方のクリーチャが貯まったら審判の日/Day of Judgmentで一掃。
- 誰もいなくなったところで 天界の列柱/Celestial Colonnadeで殴る。
- 失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truthsを並べて、手札を増やしつつブロッカーorアタッカーにする。
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを出して手札の操作&増加をし、アドバンテージを取る。
- あとは、相手方のやることなすことを妨害して勝つ。
スフィンクスやらジェイスが並んで、手札5,6枚くらいの状態を維持できるようになるとほとんど負けない。というか、結局のところジェイスをいかに出すかゲーみたいな感じ?対戦相手側から見れば、ジェイスが回る状態になってしまったら勝てない。土地を破壊しまくって、マナ基盤が揃う前に勝つしかない。《ハルマゲドン/Armageddon(4ED)》が懐かしい。
まあ、コントロール相手だと常にそんな感じだよね・・・。ちなみに青白vs青白だと、ライブラリーアウト攻撃で勝ってる場面もたまーに見る。
青白コントロール@ゼンディカーブロック構築のデッキ例
デッキは ZEN Block Constructed Daily #1085654 on 04/07/2010の全勝デッキから。このデッキは最も典型的なものだと思う。緑やら黒をタッチしたものも見るが、結局のところは青白だけのもののほうが勝率は良いようだ。
メインデッキのバリエーションはあまりなくて、呪文の枚数や土地の枚数が多少違う程度。クリーチャとしては、以下のものが採用されているものを見る。いずれも数枚程度。
- エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria: 決定打。1枚差しされる。サイドから入る場合も。
- 巡礼者の目/Pilgrim's Eye: マナ展開速度を改善しつつ、隙あらば殴れる。
- エメリアの天使/Emeria Angel: 攻防、上陸。はまると決定打にもなる。
- ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle: 攻防、ライブラリ操作との相性よし。
- 方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper: 攻防に効くが、出すタイミングは割と難しげ。
サイドボーディング
相性悪い相手があまりいなさそうな反面、決定的な他デッキ対策カードみたいなのもないみたいで、デッキによって結構まちまち。
- 対青白:地盤の際/Tectonic Edgeを増加させてマナ基盤を削ったり、コーの奉納者/Kor Sanctifiersで永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceを割ったりする。その分、除去を引き上げる。
- 光輝王の昇天/Luminarch Ascensionを入れて、攻撃力を増すデッキもあり。
- 面晶体のカニ/Hedron Crabとライフ回復手段を入れて、ライブラリアウトまで粘るというのもあった。
- 対黒: 真心の光を放つ者/Devout Lightcasterを入れ、必要に応じて除去増量。未達への旅/Journey to Nowhereがメインに少ないデッキの場合、《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》対策としてこれを増量するなど。
- 対赤白: 除去として落とし穴の罠/Pitfall Trap、蒸気の捕獲/Vapor Snareなどを増量。コーの火歩き/Kor Firewalkerを入れるデッキもあり。
- 対ヴァラクート: 地盤の際/Tectonic Edgeを投入。除去を減らす。呪文貫き/Spell Pierce、払拭/Dispelあたりを増量。
平均的なデッキ構成
以下は、先日分析対象にした 4/1-4/8 の ZEN Daily Event のデッキのうち、青白デッキ(88デッキ)のカード構成を抽出したもの。デッキ1つに対して、そのカードが何枚入っているかを表している。例えば「平地」なら、青白デッキに平均 4.99 枚入っていたということ。細かい数値にそれほど意味はないが、青白デッキの平均的な構成がなんとなく分かるかと思って抽出してみた。なお、平均枚数が 0.2 未満のカードは載せていない。なお、サイドボードのカードは含んでいない。
永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceくらいまではほぼ4枚差しかと思いきや、意外に全部のデッキが 4 枚入れているわけでもないらしい。ハリマーの深み/Halimar Depths、失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truthsが3枚入れるのが平均的で、宝物探し/Treasure Hunt以下は2枚と減る。
呪文貫き/Spell Pierce、エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaあたりから下のカードは、デッキによっていれたりいれなかったりで工夫している部分だと解釈できる。