Android Netrunner カード適当談義: Datasucker



《Datasucker》(Core Set)

中央サーバへのランに成功するたび、このカードの上にウィルスカウンターをひとつ置く。
このカード上のウィルスカウンターをひとつ取り除く: 現在遭遇している、レゾされているアイスの強度は、この遭遇の終了時まで -1 される。

遭遇中のアイスの強度を 1 下げる能力をもつプログラム。下げる効果は一時的で、遭遇が終わると強度は戻ってしまう。能力を使うにはウィルスカウンターが必要なので、中央サーバにランをするなり、《Grimoire》 のようなウィルスカウンターを載せる能力をもつカードを使うなりして、予めカード上にカウンターを載せておく必要がある。

一方で、カウンターが複数載っていれば、繰り返し使うことでアイスの強度を大きく下げることもできる。いくつもカウンターが載った 《Datasucker》 があると、コーポも強度の高いアイスを張っていても油断はできない。コーポは、コストを払ってウィルスカウンターを除去するか、無視して手を進めるか悩むことになる。また、これを出すとコーポは中央サーバの防御を厚くするかを悩むことになり、うまく使えば遠隔サーバの展開を牽制することもできる。

《Desperado》のように、ランに成功したときにボーナスのあるカードや、《Mimic》のような強度を上げる能力をもたないが、インストールコストが低いカードとの相性も良い。Icebreaker のようにリグに複数枚置いても腐ることがない点でも優れている。むしろ、ランが成功したときの効果が倍増するので嬉しいくらい。ウィルスカードでもあり、《Deja Vu》や《Djinn》、Anarch の ID カードである《Noise: Hacker Extraordinaire》などとの相性は良い。

・・・とまあ、いいことが多いカードではあるものの、使い方に少々工夫が必要なため、使い手によって強さが大きく変化するカードだと思う。

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