まさかの時のボードゲーム: Starwars Rebellion

StarWars Rebellion は、帝国軍プレイヤーは同盟軍の秘密基地のある星系を見つけて征服すれば勝利となり、そうなる前に反乱を起こしたり戦闘に勝ったりして一定の評判ポイントを貯めて勝利を狙うという、StarWars の世界を舞台にした戦略的な対戦ゲームです。

帝国軍は圧倒的な戦力を31個の星系に展開して、同盟軍の秘密基地のある星系を見つけ出そうとします。同盟軍は、14ラウンドにわたって基地を隠し通せれば勝利となるのですが、強力な帝国軍から14ラウンドも隠れることはまずできません。そこで「目的カード」と呼ばれるカードに書かれた、さまざまな条件を満たすことで「評判ポイント」の獲得を狙います。満たすべき条件としては、たとえば一定の敵を撃破する、一定の数の星系を同盟側に引き込む、特定の敵を倒す、といったものがあります。同盟軍は評判ポイントを1つ得るごとに、勝利までのターン数を1減らすことができます。つまり、評判ポイントを得れば得るほど同盟軍には勝利が近づくわけです。当然、帝国軍はそれを看過することはできません。あらゆる手を使って、同盟軍がポイントすることを阻止していきます。

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各陣営ともに、キーとなるのは「リーダー」とよばれる存在です。リーダーとは「ダース・ベイダー」や「ルーク・スカイウォーカー」といった、Star Wars に登場する重要な人物の駒のことで、両軍とも「リーダー」がいなければ何の行動もできません。プレイヤーは「ミッションカード」という、自軍に有利な効果が得られるカードを手札として持っているのですが、実際にカードの内容を実行すには、そのミッションに「リーダー」を割当てる必要があります。また、各陣営の宇宙船や地上軍を移動させるにも、リーダーを移動先の星系に配置しなければなりません。このリーダーの使い方こそが、このゲームの最も重要なポイントであると言えるでしょう。プレイヤーは、ラウンドごとにリーダーを何の行動に割当てるか、とても頭を悩ませることになります。

ちなみに、ゲームのコンポーネントには、スターウォーズに登場する大量の宇宙船や地上兵器のフィギュアが付属しており、Star Wars ファンであればこれだけでも十分楽しめると思います。一方でゲームのテーマが Star Wars ということで、キャラゲーでは?と思われがちですが、キャラの部分を除いても十分遊べるゲームだと MML では考えています。


以下は、MML 会員向けに Star Wars Rebellion のルールやセッティング方法などについてのメモ書きとして作成したページ群です。誰かの役にたつかもしれないので公開していますが、デススターの接近、筆者がダークサイドに堕ちた等のやんごとなき理由にて、予告なくページを削除したり、アクセス制限をかけることがあります。なお、内容について間違いや疑問点等ありましたら、コメントいただけますと幸いです。



ゲーム情報: 現状、日本語版は発売されていません。和訳ルールのたぐいもないぽい?

  • プレイ人数: 2-4人 (基本は2人)
  • セッティング時間: 20-30分程度 (フィギュアを並べるのに時間がかかる)
  • プレイ時間: 4時間以上 (慣れたら3時間くらいでもできる)
  • 言語依存度: カードが沢山あるので、英語がある程度は読める必要がある。