まさかの時のボードゲーム: テラミスティカ (Terra Mystica)

どんなゲームか

ひとことでいえば、ドキドキ不思議惑星大戦争だそうです(注: かなりちがうかも)。

  • 建物の建設による陣取り、宗教戦争、資源争奪戦といった複数のゲームを同時に楽しめる。
    • 欲張りなゲーマーでも満足できる大ボリューム。
    • サイコロや手札がなく、あらゆるリソースがオープンになっており、運の要素はほとんどない
    • 実力がストレートに出るため、純粋な知的バトルを楽しめる。
  • 他のプレイヤーにダメージを与えるような、他人に対する直接的な攻撃手段がない(妨害はできる)。
  • その一方で、他のプレイヤーと相談することなく協力できるという、ちょっと不思議な協力要素がある。
    • 殴り合い、騙し合いはちょっと・・・絆の強制はおなかいっぱい・・・という、いろいろな方面で疲れた方々にも優しい(ガチで戦うと厳しいけどね)。
    • 使用するカードやタイル、勢力など組合せによって、多彩なシチュエーションでゲームを楽しめる

という感じ。でも、

  • そもそも何を目標に行動したらいいのかわかりにくい。
  • ルールはシンプルではあるけど、覚える必要のあることがやたら多い。
  • 値段がハイパーで、気軽に買って試せるほどではない。
  • 1人あたり30分以上かかる(2人で1時間、4人なら2時間)。

というような特徴があり、敷居が高くてなかなか布教活動遊び相手の確保に苦慮しやすいです。そこで、ゲームの準備からプレイ方法までを MML 会員向けに説明する記事を作成しました。記事は、下記のような内容になる予定です(一部作成中)。

(注) 下記の記事は一般向けに公開していますが、基本的には会員向けに執筆されたものです。何らかの事情で削除する、またはアクセス制限をかけることがあります。


  1. ゲーム準備編
  2. 勝利条件編
  3. ゲームの進め方編
  4. 勢力編
  5. プレイ解説用のリプレイ [ノマド、ウィッチ]


2015/3 現在、テラミスティカ本体の日本語版に加え、拡張セットの 炎と氷の日本語版が発売されています。


関連リンク


良い点

  • 考える要素が豊富で、勝ちパターンも何通りもあり、プレイ方法によって展開が変わるため飽きにくい。
  • 微妙な協力要素とリソースの奪い合いのバランスがよく、プレーヤー間の駆け引きみたいなのも十分楽しめる。
  • 勢力ボードによって取るべき戦略が大きくかわるので、同じゲームでも全く違う遊び方ができる。