MTG カード与太話: イニストラードを覆う影より「優雅な鷺、シガルダ」


優雅な鷺、シガルダ/Sigarda, Heron’s Grace

以前は神々しい感じで飛んでたシガルダ先生も、暗雲ただよう時世に相応しく(たぶん)、なんとなく禍々しい感じになった。優雅というよりは、勇猛という感じ。能力の方向性も、味方の生け贄を阻止する方向から、墓地から(?)信徒をじゃかじゃか量産しつつ、信徒だけ呪禁にする方向に改めてきた。その代償なのか、自身は呪禁がなくなってしまった。とはいえ他のカードと組んで、手札を捨てる→マッドネス→捨てたカードは1/1信者に→信者は呪禁、という流れが作れたらなかなか凶悪な気もする。

ちなみに、単一種族に呪禁を与えるカードとしては、《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》と《非実在の王/Lord of the Unreal》がある。前者はスピリットに、後者はイリュージョンに呪禁を与えてくれる。ただ、いずれのカードも自身は呪禁にはならない。

また、味方全員に呪禁を与えるカードとしては《苦行主義/Asceticism》と《忍耐の元型/Archetype of Endurance 》の 2 枚がある。前者は呪禁に加えて再生能力も付与してくれるけど、このカード自身はエンチャントなので、呪禁がつかない。一方で、後者のほうは自身も呪禁がつき、ついでに相手型の呪禁を解除してくれる。ただし、こいつは 8 マナ 6/5 とやたら重い。こうやってみると、自分自身にまで呪禁がつく全体強化というのは、かなり危険な効果とされているみたいね。

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