MTGカード与太話「破滅の刻」から「霰炎の責め苦」


霰炎の責め苦/Torment of Hailfire

X が「手順を繰り返す」を表す回数として使われるという、ありそうになかった新しいカード。しかも、これまで手順を繰り返すカードは、手順の最後に「以上の手順を…回繰り返す」と書かれていたのが、冒頭に書かれたという点がとても興味深い。プログラム的にいうと、ずっと do-while 文的な書き方だったのに 突然 for 文的になったという感じ。これは X=0 を許すための措置だと思っていいよね (do-while 的な書き方だと最低1回は実行する必要があるため)。なかなかに興味深い。次に「繰り返し」のカードが出るときに、どちらの書き方になるかは注目すべきところ(注:カードの機能や強さ、値段などとは一切関係ありません…)

カードとしてもなかなかバカにならない強さを秘めていて、手札やライフが減った後半に X=5-6 くらいで撃たてしまうと一撃死もありそう。相手に選択させるカードは強くないという定説はあるけど、さすがに 4-5 回も連続で選択させされると、選択肢がないのとあまり変わらなくなる。《啓示の刻/Hour of Revelation》や《バントゥ最後の算段/ontu’s Last Reckoning》などで盤面を綺麗にしてから撃てば強力そうではある。最近は余波とか不朽とかあるので、そこまで刺さらないということなのかなあ。

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