戦闘以外のヒーローのアクション(探索・休憩・支援)について説明する。
探索 (Explore)
主に、ロケーションを踏破するための、探索ポイントを得ることができるアクションである。探索カードに書かれた数の白ダイスを振って、得られた成功ポイントの分だけ探索ポイントを得ることができる。
得た探索ポイントは、ロケーションカードの上に置く。もしロケーションカードに書かれた探索ポイント以上のポイントが置かれたら、ロケーションは「踏破」されたことになり、ロケーションフェイズで次のロケーションに移動することができる。
探索では、探索ポイントを得るほかにも、ダンジョンデッキのカードをめくってアイテムを入手したり、無条件でいくつかの成功ポイントを得たり、アクションカードをアンタップ状態に戻すといった、冒険を有利にすすめるような効果が得られることがある。どんな効果が得られるかは、ヒーローによって異なっている。
休憩 (Rest)
主に、負傷の回復と、アクションカードをアンタップすることができるアクションである。休憩カードに書かれた数の白ダイスを振って、得られた成功ポイントの分だけヒーローの負傷マーカーを取り除くことができる。
他にも、敵カードをタップ状態にして攻撃を受けないようにしたり、接敵状態を解除する効果をもつ休憩カードもある。
支援 (Aid)
他のヒーローに成功トークンを与えることで、他のヒーローの行動を支援するアクションである。このアクションを実行する前に、(自分以外の)どのヒーローを支援するかを選ぶ。そして、支援カードに書かれた数の白ダイスを振って、得られた成功ポイントの倍の成功トークンを、選んだヒーローカードの上におく。それらの成功トークンは、次にそのヒーローが何らかのアクションをするときに、成功ポイントとして使用することができる。
なお、他のヒーローのアクションカードをアンタップ状態に戻したり、負傷を回復することができる支援カードもある。
なお、ヒーローフェイズで攻撃のアクションを選ばなくても、ヒーローに敵が「接敵」している状態になっていると、この後のエネミーフェイズでヒーローは敵から攻撃を受けてしまう。敵カードの状態を見ながら、アクションカードを選ぶ必要がある。
次の記事では、ラウンドの残りのフェイズ(エネミーフェイズ・ロケーションフェイズ)について説明する。
- (1) 概要
- (2) ラウンドの構成と戦闘
- (3) 探索・休憩・支援
- (4) 敵の行動とその他のフェイズ
- (5) プレイ例1
- (7) プレイ例 2
- (6) 間違いやすいポイント