MTG カード与太話: 異界月より「地獄の樹」


地獄の樹/Tree of Perdition

非常に珍しい、黒い植物。しかも、過去の黒い植物はすべからくアンデッド(スケルトンかゾンビ)だったのに対して、これは生モノの植物になっている。MTG の長い年月を経て、ついに黒い世界にも生きている(純粋な?)植物が生えるようになったらしい。ちなみに「植物」というサブタイプを持つクリーチャーは、イメージ通り緑に一番多くいる。しかし、次に多いのは何げに黒だったりする。青は単色では1体(1本?)しかいない。白は単色の植物は存在していなくて、緑との多色植物が1体いるだけだし、赤に至っては多色を含めて植物は存在しない。まあ、赤にいないのは分かるけど、白単色の植物がいないのはちょっと意外だった。白い平地には、実は植物は生えていなかったらしい。

カードとしては《解放の樹/Tree of Redemption》のライフの交換対象が対戦相手になった、という感じのもの。色と対象が変わっただけで、クリーチャーのサイズやマナコスト、起動コストや植物である点まで全く同じになっているのは面白い。名前も意識して付けられているよね。

とりあえず、相手に無限ライフコンボされても、これさえいれば悲しくならないで済む。狙って使うなら、-13/-13 にできる《悲劇的な過ち/Tragic Slip》のようなカードと組合せたいところ。ただ、そのまま使うと普通にこれが死んでしまうので、ちょっと工夫が必要になる。現状、-13/-13 というカードはあっても -12/-12 とか -11/-11 にするカードはないのよね。たぶん、この答えは別の方向にあるという気がする。

MTG カード与太話: 異界月より「神の導き」


鏡翼のドラゴン/Providence

テキストに「26」という、キリが悪い数字の含まれている、かなり珍しいカード。26なんて数字をもつカードが他にあったかなーと思って探してみたら、なんとアルファベットの文字数(26文字)を参照する(?)《Now I Know My ABC’s》なんてカードがあった(銀枠だけど)。このカードの「26」という数字は、アルファベットの数字の数とは関係ないと思うんだけど、なぜ 26 になったんだろうね。ちなみに「25」 をテキストに持つカードには《名誉の御身/Divinity of Pride》がある。また 20と30という数字の入ったカードも結構ある。でも、21-29 の中では 25 と 26 という数字しかテキストには使われたことがない(らしい)。うーん、どうでもいいね。

カードとしては、プレイヤーのライフの総量を 20 にする《清めの風/Blessed Wind》に似ている。ただし《清めの風/Blessed Wind》のコストが 9 マナなのに対して、このカードはライフを 26 にするのに 7 マナになっている。これを見る限り、ライフの総量を20以上の固定値にする能力は、以前よりも少し弱い能力だと考えられているのかもしれない。もちろん《清めの風/Blessed Wind》と違って、他のプレイヤーのライフを触れなくはなっているけど、そのかわり力線のような能力を得ているので、そのあたりはプラスマイナスではないかという感じもする。実際どうなんだろうね。こういう、特殊な能力をもつカードのコストって、どうやって決めているのか興味深いところ。

MTG カード与太話: 異界月より「鏡翼のドラゴン」


鏡翼のドラゴン/Mirrorwing Dragon

《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder》が、相手からの呪文も反射するようになったようなカード。後ろから来た呪文は後ろに跳ね返し、前からきた呪文は前に跳ね返す。なかなか面白いよね。《先駆のゴーレム/Precursor Golem》 にも似てるけど、仲間を出さなかったり、相手の呪文は相手側に反射したりするので少し違うかんじ。敵方のクリーチャーの数のほうが多かったりすると、敵がこちらのドラゴンにわざと「巨大化」をうって、自陣を強化するみたいな友情コンボみたいなことも起こりそう。まあ、そんな場面がどのくらいあるかは謎だけど・・・。

異界月では唯一のドラゴンなので大切にしたいところ。ただ、コンボに使うにしても、普通に 4/5 飛行として使うにしても、ちょっと物足りない感じはする。絵的に Foil が似合う珍しいカードでもあるので(?)、何とか光らせてみたい(厳しい・・・)。