まさかの時のボードゲーム: Mage Knight Board Game プレイ編 10

ラウンド1、ターン 11 の白プレイヤーの手番。

白プレイヤーの手番とはなったものの、手札が一枚もなく、アクションを何もすることができない。さらにデッキに一枚もカードがないため、白プレイヤーは「ラウンドの終了」を宣言した。

ラウンド終了の宣言は、自分のデッキが空の状態で自分の手番を迎えたときには、いつでも宣言することができる。この宣言をすると、自分の手番には他に何もすることはできず、単にターンを終了することになる。デッキが空であっても、手札がある場合はラウンドの終了を宣言せずに、手札を使ってアクションを実行してもいい。ただし「デッキが空」で「手札がない」場合は、ラウンドの終了を宣言する必要がある。

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このターン、白プレイヤーのデッキにはカードがなく、手札は1枚あるものの有効なアクションを実行することができないので、ラウンドの終了を宣言することにした。

終了の宣言がなされたときは、このあと他のプレイヤーが一回ずつ手番を実行して、ラウンド終了の処理を行う。


ラウンド1、ターン 12 の赤プレイヤーの手番。

白プレイヤーによってラウンドの終了が宣言さたため、赤プレイヤーがこのターンをプレイするとラウンド終了になる。

赤プレイヤーは、このターン「休息」を行うことにした。「休息」を行なうと、他のアクションは一切できないかわりに、負傷カードを手札から捨てることができる。ただし「治癒(Healing)」とは違って、負傷カードは自分の捨札置き場に捨てる。あくまで手札から除去できるというだけで、次のラウンド以降に捨札をデッキに戻したときには、また負傷カードを引いてしまう可能性がある。とはいえ、休息かヒーリングを行わない限りは(たとえラウンドが変わっても)手札から負傷カードを除去できないので、他に何もできないこのタイミングで休息しておくことにした。

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休息は「手札から負傷カードではないカードを1捨てることで、負傷カードを好きなだけ捨てる」「負傷カードを1枚捨てる(手札から負傷カードではないカードを捨てる必要はない)」という2種類の回復方法が使える。もちろん、手札に負傷カード以外のカードがなければ、後者の「1枚だけ負傷カードを捨てる」方法しか使えない。

今、赤プレイヤーはの手札は負傷カード1枚だけで、負傷カード以外のカードを何も持っていないので、後者の回復方法しか使えない。ただ、負傷カード自体も1枚しかもっていないので、結局のところ負傷カードを1枚捨てることで、手札の負傷カードはなくなることになる。これで、次からは5枚の手札を引けるようになった。もちろん、デッキのシャッフル具合によっては、次に引いたときに負傷カードを引いてしまう可能性もあるけど、何もしないよりは幾分マシといったところだろう。


こうして赤プレイヤーが休息を終え、ラウンド1が終了となった。このシナリオでは「3ラウンド経過するか、いずれかのプレイヤーが「都市」のあるマップタイルを「探索」で置いてから他のプレイヤーの手番が一巡したら終了」という終了条件があるので、少なくともあと2ラウンド経過したらゲームは終了になる。


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まさかの時のボードゲーム: Mage Knight Board Game プレイ編 9

ラウンド1、ターン 9 の白プレイヤーの手番。

まず March にソースから取った緑マナを使って、移動力 4 を得た。このうち、移動力 1 を使ってタイルの端の平原に移動し、移動力 2 を使って「探索」をしてタイルをめくった。

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「探索」を実行したので、このシナリオの特殊ルールよって、名声値を + 1 する。それから、タイルの上にある「魔法塔」と「ランページングエネミー」のマスに、ランダムに選んだ敵トークンを置く。「魔法塔」は、説明カードに「昼のラウンドはヒーローが隣りのマスに移動してこない限りは裏向きに置く」と書かれているので、裏向きのままマスに配置する。ランページングエネミーのほうは、表向きにしてマスに置く。

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ここで、さらにユニットの能力を使って移動力 2 を得て、新たに配置されたタイルの村に移動させた。移動した村のマスは魔法塔に隣接しているので、この時点で魔法塔の敵トークンを表に向けた。これでターンを終了する。


ラウンド1、ターン 10 の赤プレイヤーの手番。

手札から負傷カードではないカードを 2 枚、横向きに出すことで移動力 2 を得て「探索」し、新しいタイルをめくって置いた。シナリオの特殊ルールによって、名声を 1 得た。

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新しいタイルにはランページングエネミーのマスがあるので、ランダムに選んだ敵トークンを表向きに置く。

手札をすべて消費し、ユニットの能力も使えないので、これでターンを終了した。


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まさかの時のボードゲーム: Mage Knight Board Game プレイ編 8

ラウンド1、ターン 8 の赤プレイヤーの手番。

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城での雇用

このターンはヒーローがいる城塞から移動ぜず、城塞で雇える Utem Guardsmen というユニットを雇用することにした。このカードは、通常であれば雇用するためには 5 の影響力が必要になるが、スキルトークンを使用して雇用することで 5 少ない影響力で雇うことができる。つまり、コストが 5 である Utem Guardsmen であれば、影響力を得なくても雇えるわけだ。

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雇ったユニットにはスキルトークンを置き、これをコマンドトークンのようにして使う。なお、写真ではスキルトークンが横向きにされているけど、スキルトークンの黄色い矢印は「トークンを裏向きにすることで能力を使用できる」という意味なので、間違いないように・・・

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移動をせずアクションを行なったので、これ以上このターンにはアクションは行なえない。ターン終了前に、Decompose を使用することにした。このカードの通常の能力は「プレイ時に他のアクションカードを1枚捨てる。捨てたカードの色のマナクリスタルをふたつイベントリに置く」である、赤マナ使用時の能力は「プレイ時に他のアクションカードを1枚捨てる。捨てたカード以外の色のマナクリスタルをひとつイベントリに置く」である。

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ここでは Crystallize を捨札にすることで、青マナ 2 枚をクリスタルに変換してインベントリに置いた。そして、これ以上のアクションはできず、デッキにカードがないので手札の補充もできないため、これでターンを終了する。


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