Android Netrunner カード適当談義: Accelerated Beta Test



《Accelerated Beta Test》(Core Set)

あなたがこのカードを得点したときは、R&D の上から 3 枚のカードを見てもよい。もし、それらのカードのいずれかがアイスであれば、あなたはすべてのコストを無視して、それらをインストールし、レゾしてもよい。あなたが見た残りのカードをトラッシュする。

アドバンス時に、コストを無視して最大 3 枚のアイスをインストールできる能力をもつ、HB のアジェンダ。レゾ時に 《Archer》のようなクレジット以外のコストを要求するカードでも、それを無視してインストールし、なおかつレゾできる。このため、レゾコストの高い《Ichi 2.0》《Assassin》などともよく併用される。この強力な能力に加え、アドバンス 3 回で 2 ポイントというコストパフォーマンスの高さもあり、トーナメントの HB のデッキの大半で 3 枚採用されている。

一方で、アジェンダがアーカイブに落ちてしまうという可能性があり、これがデメリットになっている。この対処法としては《Precognition》のようなカードで R&D のトップを見て操作する方法と、後から 《Project Vitruvius》《Jackson Howard》《Archived Memories》 といったカードで回収する方法がある。しかし、前者のカードは HB には少なく、Influence も高いカードが多いため、後者の方法が使われることが多いようだ。

ちなみに、カードを見るのは任意だけど、見てしまったらインストールできなかったカードをトラッシュするのは強制である。1 枚だけ見る、ということはできず、見るなら 3 枚見なければならない。また、このときトラッシュしたカードは、アーカイブに裏向きに置く。

Android Netrunner カード適当談義: Hedge Fund


《Hedge Fund》(Core Set)

9 クレジット得る。

実質的に 4 クレジット増える、とても便利なカード。このコストで何の条件もなく、4 クレジットも増やせるコーポ側のカードは、今のところこれしかない(と思う)。Neutral のカードであり、どんなデッキにも入れやすい。そのためか、未だにトーナメントの多くのデッキで 3 枚積みされているようだ。2015 年の Worlds Championship のデッキですら、これが 3 枚投入されているものが多かった(ほとんど全部?)。

似たようなカードには《Restructure》がある。このカードは、10クレジット払って15クレジット得られる。デメリットはなく、得られるクレジットは《Hedge Fund》より 1 多いけど、さすがにコスト 10 は重くて、どんなデッキにでもとはいかない感じ。《Successful Demonstration》はコスト 2 で 7 クレジットと効率はいいけど、使えるタイミングが限られるのが難点か。《Medical Research Fundraiser》もコスト 3 で 8 クレジット得られるので効率はいいが、ランナーにも 3 クレジット与えてしまう・・・と、どれも癖があり、どのデッキにも入るという感じではない。

現実の世界と同じように、当分は《Hedge Fund》の活躍が続きそうな気がする。Core Set に最初から 3 枚入ってるカードでよかった。

まさかの時のボードゲーム: A Game of Thrones LCG [second edition] (2) 多人数戦ルール

3人以上でプレイするときも基本的なルールに変更はないが、「称号カード(Title)」というものを使う。称号カードは、コアセットには 6 枚含まれている。ゲーム中では、策略カードを選ぶ plot フェイズで、この 6 枚から 1 枚をランダムに選んで使う。

制約とボーナス

称号カードには、挑戦できない相手、挑戦に勝つとボーナスがある相手、特殊能力、などが書かれている。称号カードに書かれている共通の制約およびボーナスとして、以下の二つがある。

  1. Support: この項目に書かれた称号を持つプレイヤーに「挑戦」することはできない。
  2. Rivals: この項目に書かれた称号を持つプレイヤーに「挑戦」で勝つと(攻撃側でも防御側でもよい)、勝利点 1 を追加で得られる。ただし、このボーナスは 1 ターンに 1 回しか得られない。

なお、制約やボーナスがない称号もある。

称号カード

称号カードは裏面が青色で、通常デッキに入れるカードとは区別されるようになっている。

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Crown Regent: 一番左のカード。他のプレイヤーが「挑戦」を行なったとき、1ターンに1回だけ、Crown Regent の称号カードを持つプレイヤーが選んだ任意の相手に「挑戦」するよう強制する能力を持っている。また、Dominant フェイズで STR と金貨の合計値に 2 を加えることができる。

なお、Crown Regent は Support, Rivals のいずれについても指定されていない。

Master of Laws: 中央のカード。Marshaling フェイズで得る金貨が +2 される。

Master of Coin: 右のカード。Draw フェイズに手札を追加で 1 枚引く。Taxition フェイズで手札の上限が +1 される。

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Hand of the King: 左のカード。「権力(王冠)」の挑戦をするとき、合計の STR に +1 できる。また「戦闘」したときは、同じフェイズに別の相手に対してさらに「挑戦」してもいい。ただし、同じ相手に2回の戦闘はできない。

Master of Ships: 中央のカード。「戦闘(剣)」の挑戦をするとき、合計の STR に +1 できる。「戦闘(剣)」の挑戦中、策略カードの Claim の値に +1 できる。

Master of Whispers: 右のカード。「陰謀(目)」の挑戦をするとき、合計の STR に +1 できる。「陰謀(目)」で勝利したときは、勝利によるボーナス(手札を捨てされること等)を、勝利した相手以外の任意のプレイヤーにも適用していい。

実例

4人プレイで、称号カードを1枚ずつ引いたときの関係(一例)を図示してみた。

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たとえばこんな感じになる。Rivals 関係は双方向だけど、Supports 関係は片方向になっている。

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Supports/Rivals がない Crown Regent がいると、こんな感じになる。Master of Laws が袋叩きに合いそうな未来が見えるが、Crown Regent は称号カードの制約を無視して、挑戦先の相手を変更できるので、采配次第では違った未来になるかもしれない。

こんなふうに、バトルロワイアルでよくある、特定の人が不条理に袋叩きにあうようなことは、ある程度ルールで抑制されるようになっている。まあ、それでも結託されたら袋叩きにはあうわけだけど・・・


だいたいこんな感じかな。多人数でやると、かなり広い机がないとカード置けないかも。最低でも自分の場に 15 枚くらいのカードを並べるスペースがいると思う。