MTG カード与太話: イニストラードを覆う影より「黄金夜の懲罰者」


黄金夜の懲罰者/Goldnight Castigator

《審問官のフレイル/Inquisitor’s Flail》を天使に装備させたら、相手に与えるダメージが倍にならずに、なぜか自分に与えられるダメージが倍になったという感じ。2倍というキーワードのせいで赤になったんだろうけど、まるで悪魔のようなペナルティを持つ天使になっている。イラスト的にも、枠を黒くしてもあまり違和感がない。4マナ 4/9 飛行は強いけど、不用意に置いておくと相手に先に燃やされて負ける可能性もある。

そこで、《名誉の神盾/Aegis of Honor》を置いておくとか、《反転の一撃/Mirror Strike》や《ダメージ反射/Reflect Damage》をひっそり構えておいて、相手への倍返しを狙ってみたい。懲罰者が 2 体いるときに、自身への稲妻を《ダメージ反射/Reflect Damage》で反射すれば、まさかの 12 ダメージ(だよね)。もしくは《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》を出して、微妙に相殺してみるとか・・・ギセラ君だけで良いかも。うーん、もうちょっと何かありそうな気がする。

MTG カード与太話: イニストラードを覆う影より「マウアー地所の双子」


マウアー地所の双子/Twins of Maurer Estate

いかつくない系の金髪の美少女が二人も描かれているという、MTG 史上、稀に見るレアカード。神話レアとか目じゃないレベル。むしろコモンでよかった(?)。これは、MTG の歴史の中でも《Little Girl》を除けば最年少ではなかろうか。匿名希望のモンクさん(45歳男性)がうっかり声をかけて、行方不明になる(モンクさんのほうが)事案が発生するのも仕方ない。

いや、もちろん MTG のイラストにそんなことは求めてないんだけど、あまりに少ないからわざと避けてるのは間違いないよね。はたして、あっちの人達はどう思っているのだろうか。実際この手のカードは本当にレアで、他には《解放の天使/Emancipation Angel》、《末裔の道/Descendants’ Path》くらいしか知らない。というか、あったら教えて。

MTG カード与太話: イニストラードを覆う影より「巨体の悪魔」


巨体の悪魔/Hulking Devil

特に何も能力をもっていない、珍しいバニラなデビル。とはいえ、先輩であるバニラなデビルの《暴動の小悪魔/Riot Devils》は、集団でやっと 2/3 だったのに対して、こちらは単体で 5/2 だと思えば、バニラにしても随分と強化されている。Devil という単語は、MTG では「小悪魔」と訳されることが多いけど、さすがに「巨体な小悪魔」というのはおかしかったのか、今回は「悪魔」と訳されたようだ。

ただ、見た目的にはなかなかに強そうだけど、中身はやはり「小悪魔」らしく、見た目ほどのタフさはない。この、見掛けほど固くないという特徴は、同型の先輩《暴れ玉石/Cobblebrute》を見習って引き継いでしまったらしい。