(注) 以下の記事の大部分は 2015 年頃に書いたものなので、現状と異っていることがあります。
結論から言えば全部買うべき。しかし、それには結構な御布施投資が必要になるので、コアセットを勝った次に何の拡張から買うと投資少なくリターンが大きいか、という点について私見を書いてみる。
以下は 2015年のトーナメントデッキでのカード使用率を参考にしつつ、コーポは NBN か HB をやる前提で、ランナーは Anarch か Shaperをやる前提として書いている。これは、2015年11月現状のトーナメントのデッキの多くが、これらの Faction で占められているため。
Jinteki, Weyland や Criminal をやりたい方は、デッキリストをどうぞ。
なお、2014年のランナーは Criminal が半分くらいで Shaper, Anarch は 1/4 くらいずつ、コーポは Jinteki と NBN がほぼ半々で、Weyland が少しある程度、みたいな状況だった。発売される拡張パックによって Faction のトーナメント内での比率は大きく変わる傾向にはあるので、記事を書いてから時間がたっていると、状況が変わっているかもしれないことには留意して頂きたい。なお、メタの変遷に興味がある方は下記をどうぞ。
2016/1 時点では、ワールドチャンピオンのデッキである「未来工学」と「バレンシア」が発売されており、これらに有益なカードがたくさん入っているので、まずはこれらを買ってみるといいかも(むしろ強く推奨)。
2017年にもワールドチャンピオンのデッキが発売されている。2016年のデッキとカードが若干かぶっているけど、いろいろ有益なカードが入っているのでこれもオススメ。
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Creation and Control |
Order and Chaos |
Data and Destiny |
大型拡張パックは 60 種類のカード (全180枚) が入っているので、ひとつ買うとかなり使えるカードの枚数が増えるという点でオススメできる。
中でも Creation and Control はランナーのデッキを組む上で重要なカード(Shaper)が豊富で、全部の大型拡張セットの中で最もいいと思う。拡張をひとつだけ買って試したいということなら、これを買うことを推奨したい。Order and Chaos も使えるカードが多い拡張なので、Creation and Control の次に買うならこれを買いたい。
Data and Density は現時点(2015/11)では未知数な部分もあるけど、コーポのデッキ(特にNBN)を組む上で使えるカードが入っているのと、これまでに無かった怪しいカードが入ってたりするので、今後のことを考えると買って損はないと思う。
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Opening Moves |
Future Proof |
What Lies Ahead |
The Underway |
小型に手を出すなら、これらを優先的に買っておきたい。いずれも、他のカードでの代替が困難なカードが入っていて、入れると入れないではデッキの強さが大きく変わったりする。たぶん、ここまで買うだけでもかなり遊べるはず。
- Opening Moves: Jackson Howard, Celebrity Gift など
- Future Proof: Eli 1.0, Project Beale, R&D Interface など
- What Lies Ahead: Whizzard: Master Gamer, Imp, Ash 2X3ZB9CY など
- The Underway: Faust, Street Peddler など
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Double Time |
Cyber Exodus |
Human’s Shadow |
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Breaker Bay |
Up and Over |
Fear and Loathing |
御布施に抵抗がなくなってきたら、このあたりを買うといいのではないかと思う。いずれも 2,3 ずつ、何かしらデッキでよく見るカードが入っている。これに加えて、NBN をやるなら NBN でよく使われる ID カードが入ってる Upstalk も買うといいかも。
Jinteki をやるなら、これらに加えて大型拡張の Honor and Profit と、Jinteki でよく使われる ID カードの入ってる Trace Amount を買うといいかも。
もっとガチに生きたい方は、Y.KATO さんの記事がとても参考になると思う(下記)。
– From TCG to LCG: [最新版] ネットランナー購入ガイド