ドラガリアロストで何をしたらいいか分からなくなったときのメモ

この記事は 2018/11/12 に書かれたものです。時間がたったら古くなっているかもしれません。

キャラクタ(パーティ)を強くする

  • キャラ自身の強化
    • レベルを上げる: クエストをクリアするか、「成長に至る道」などで得られるクリスタルを使って経験値を得る。Lv40 くらいまではアイテムで一気に上げたほうが楽。
    • マナサークルによる強化:マナや、キャラに対応する属性の「遺跡」で手に入るアイテムを使う。マナはクエストクリアの報酬、クエストでサポートキャラを指定してクリアしたとき、ログインボーナス、ドラゴオンへ餌をあげたお礼などでもらえる。マナの残量は、マナサークルの画面でのみ確認できる?
    • 覚醒させる: 星4までのキャラに「覚醒の雫」を使って星を増やす。「覚醒の雫」はクエストクリア時、ログインボーナス、ガチャですでに持っているキャラが出たときなどに手に入る。星3から4は2500の消費で上がるが、星4から5は25万消費する。覚醒の雫の残量は、キャラクタ強化の「覚醒」の画面でのみ確認できる?
    • 建築物による強化: キャラの属性(火、水、風、光、闇)に対応した建物を建設し、レベルアップさせる。レベルアップにはイベントの「遺跡」や「ドラゴンの試練」などで手に入るアイテムとゴールドを使う。

  • 武器による強化
    • クラフトする: 星の数が多い武器を作る。作る武器に応じた素材が必要。素材はアイテム召喚、クエスト中のドロップなどて手に入る。鍛冶屋建設後(シナリオ3章クリア後)に可能。
    • 武器のレベルを上げる: 他の武器を消費するか、アイテムを使う。武器はクエストのドロップアイテムとして拾うか、クラフトで作成する。アイテムはドロップアイテム、クエストのクリア報酬などとして手に入る。
    • レベル上限を上げる: 同じ武器をひとつ消費することで、上限を 5Lv あげる。
    • グレードアップする: 既存の武器をベースに、素材を使うことでより強い武器に変化させられる。鍛冶レベル5以上(城レベル4以上=建物レベルの合計100以上)で可能。
    • 建築物による強化: 武器の種類(剣、刀、短剣、斧、鎗、弓、ロッド、杖)に応じた建物を建設し、レベルアップさせる。シナリオ7章クリア後に可能。建物のレベルアップには帝国迎撃戦のクリア報酬のアイテムが必要。

  • ドラゴンによる強化
    • 信頼度を上げる: ドラゴンにプレゼント(ゴールドで買う)をあげるか、専用アイテムを使うゴールドで買えるプレゼントは1日5種類のみ。アイテムはミッション報酬などでもらえることがあるが、今のところ入手手段はかなり限られている。
    • ドラゴンのレベルを上げる: 他のドラゴンを消費するか、ドラゴンフルーツを使うドラゴンフルーツは、ドラゴンツリーという建築物を建てることで定期的に得られる。ドラゴンへの餌のお礼、竜の試練などでも手に入る。
    • レベル上限を上げる: 同じドラゴンをひとつ消費することで、上限を 5Lv あげる。
    • 建築物による強化: ドラゴンの属性に応じた建物を建設し、レベルアップさせる。シナリオ7章クリア後に可能。強化アイテムはドラゴンからのお礼や、竜の試練などで手に入る。

  • 護符による強化
    • レベルを上げる: 他の護符を消費するか聖水を使う。聖水はドロップアイテムやクエストの報酬として手に入る。護符はガチャとクエストのクリア報酬でのみもらえる?
    • レベル上限を上げる: 同じ護符をひとつ消費することで、上限を 5Lv あげる。
  • ガチャを回す。
    • 竜輝晶、ガチャチケット(クエスト、イベント等)、ドラゴンダイヤ(有料アイテム)を使う。キャラ、ドラゴン、護符のいずれかが手に入る。竜輝晶はクエストやミッションのクリア報酬、ログインボーナス、マルチ参加時に始めての人とグループを組んだときなどにもらえる(最大50人分まで)。
    • 竜輝晶とドラゴンダイヤはガチャに関しては基本等価だが、1日1回ガチャはダイヤでしか回せないのと、ダイヤで回すガチャのみ星5確定とかの特典があったりする。

イベント内のクエストについて

「成長に至る道」「黄金に至る道」「遺跡」は1日2回まで特別クリアボーナスがもらえる。竜の試練と迎撃戦は1日に3つボーナスがもらえる。デイリーミッションとして、イベントのいずれかのクエストをクリアするミッションが含まれることがある。

  • 成長に至る道: キャラのレベルを上げるクリスタルがもらえる。
  • 黄金に至る道: ゴールドがもらえる。
  • 遺跡: マナサークルの開放、属性建物のレベルアップ等に使う素材が手に入る。光の遺跡で入手できる素材はゴールドを得られる鉱山の建設にも使う。
  • 竜の試練: マナサークルの開放、7章クリア後にドラゴンに交換したり竜の強化をする建物のレベルアップに使う素材が出る。
  • 帝国迎撃戦: 武器を強化する建物や、対ドラゴン戦が有利になる護符と交換できる素材が出る。

アイテムの数の確認方法

「覚醒の雫」「マナ」以外の素材の数は、画面右下の「メニュー」から「アイテム」を選ぶことで確認できる。「ルピ」と「竜晶石」の残量はメイン画面の左上あたりに表示される。

  • クリスタル: キャラクタのレベルアップに使う。 「成長に至る道」やクエストのドロップアイテムとして手に入る。
  • 研磨石: 武器のレベルアップに使う。 「帝国迎撃戦」やクエストのドロップアイテムとして手に入る。
  • ドラゴンフルーツ: ドラゴンのレベルアップに使う。ドラゴンツリー(建築物)、竜の試練の報酬、ドラゴンからのお礼などで手に入る。
  • 聖水: 護符のレベルアップに使う。クエストのドロップアイテムなどで手に入る。イベントのクエストのほうが出やすいようだが、どのクエストがよく出るということはないらしい?
  • オーブ: マナサークルの開放、属性建物のレベルアップなどに使う。主に「遺跡」のクエストで手に入る。
  • : マナサークルの開放、ドラゴン強化建物のレベルアップなどに使う。主に「竜の試練」のクエストで手に入る。
  • スフィア: ドラゴンと交換したり、ドラゴン強化建物のレベルアップに使う。主に「竜の試練」で手に入る。
  • 貨幣(銅貨、銀貨、金貨など): 武器強化の建物の入手やレベルアップ、対ドラゴン戦が有利になる護符との交換に使用する。帝国迎撃戦で入手できる。
  • 竜爪石: ドラゴンツリーやドラゴン関係の建物のレベルアップに使う。ドラゴンの餌のお返しでもらえる。それ以外の入手方法は、有料アイテムでの交換、「真ミドガルズオルムの試練」など、かなり限られる。
  • 覚醒の雫: キャラクタの覚醒(星の数を増やす)に使う。キャラクタ強化の「覚醒」の画面でのみ残量がわかる? クエストの報酬、ガチャでキャラが重複したときに主に手に入る。「護符」「ドラゴン」を売却しても手に入る。
  • マナ: マナサークルの開放に使う。キャラクタ強化の「マナサークル」の画面でのみ残量がわかる?
  • ルピ ルピはいわゆるゴールドのようなもの。クエストでのドロップ、城に建設した「鉱山」などで手に入る。

いろいろ

  • 聖城で建設してくれるドラゴンスミスは、竜晶石を使うことで増やせる。
  • 武器の所持数は、シナリオのハードモードの宝箱を開けることでも増やせる。
  • プレイヤー自身(プレイヤーレベル)の経験値は、スタミナゲージ付近を長押しすると表示される。
  • ゲームのデータを一括ダウンロードするには、右下のメニューから「その他」「タイトルに戻る」を選んで「メニュー」の中から一括ダウンロードを選ぶ。
  • 戦友に自分のサポートキャラクタが使用されるとマナがもらえる。サポートキャラは、右下の「メニュー」の「戦友」のメニューで設定できる。期間限定クエストでよく使われる属性の、回復か範囲攻撃系のスキルを持ったキャラにしておくと、使われやすい気がする。
  • 「ディアネル帝国迎撃戦」「竜の試練」や期間限定イベントでは、属性の違う星4キャラより属性があっている星3キャラのほうが強い (マナサークルの開放度合いやレベルが同等の場合)。星5と星4についても同様。
  • 遠隔武器 (弓、杖) のほうが近接武器より使い勝手がよい。このゲームではスキルやダッシュなどの無敵時間が短かく、敵からの攻撃を避けることが重要になっている。近接武器だと敵の攻撃を避けるのが難しいため、敵の攻撃を受けてノックバックされやすく、結果的に手数が減る。
  • 近接武器の中では、鎗が射程が最も長く、使いやすい気がする。
  • 7000以上くらいのクエストでは、回復スキルをもったキャラを入れたほうが楽になることが多い (戦闘が長期化するため)。
  • ドラゴンはキャラクタと属性があっている時しか、攻撃 +30% などの能力は発揮されない。
  • 竜化中はキャラクタの HP は減らないが、竜化中にダメージを受けるとその分だけ竜化時間が減る。
  • 属性武器(グレードアップの第三段階)はキャラクタと属性があっているときだけ、攻撃力と HP が 1.5 倍になる。ただしこの数値はなぜか戦力には反映されない。同様に、属性が異なるとスキルも使えない。
  • 武器をグレードアップするときは、最大まで LV が上がっている必要がある。二段階目から三段階目にグレードアップさせるときも、二段階目を最大 LV まで上げておく必要がある。つまり、三段階目を作るためには、二段階目が25本(内5本はLvMAX)、一段階目が125本(内25本はLvMAX)が必要になる。三段階目を MAX にするには、二段階目が 125 本、一段階目は 1125 本必要になる。
  • 星3つの武器の三段階目LvMAX(4凸)のほうが、星4武器の二段階目の1凸より強いらしい(という検証ページを見たけど、どこか分からなくなった)。
  • 非常に混雑している時間に、特定のクエストをマルチプレイしたいときは、そのクエストのマルチのタブから「おまかせ」を押すほうが、メイン画面の「マルチプレイに参加」のメニューからクエストを選ぶよりも参加できる確率が高い(気がする)。
  • スキルの使用中は、操作キャラが無敵になるだけでなく、パーティの他のキャラも無敵になる。これを利用すると、自分だけの防御力しか上がらないスキルを使うことでも、味方がダメージを受けることを防いだりもできる。発動時間が長いスキルは、スキルの出だし部分にしか無敵時間がないものもある。
  • 回避(ダッシュ)中も無敵になる。この時は、操作キャラのみが無敵になる。

まさかの時のボードゲーム: ガイアプロジェクト [3] アクション

このゲームは手番制で、プレイヤーが自分の手番が回ってきたときに、下記のアクションをひとつ実行できます。

  • [鉱山の建設] 新たな惑星に「鉱山」を建てる(入植する)。
  • [建物のアップグレード] すでに建設済みの「鉱山」をアップグレードして別の建物にする。
  • [ガイア惑星化] そのままでは入植できない惑星を、入植可能な惑星(ガイア惑星)に変える。
  • [同盟の設立] 建物が立っている複数の惑星をまとめて「同盟」を作る。
  • [技術の発展] 発展ボードの技術レベルを上昇させる。
  • [フリーアクション] パワーアクション/QICアクションを実行する。
  • [特別アクション] 自分の種族ボードや、取得したタイル上にあるアクションを実行する。

アクションを実行したら、次のプレイヤーに手番が回ります。もし何もできないときは「パス」することができます。全てのプレイヤーが「パス」したら、そのラウンドは終了となります。こうして、6ラウンド終了したらゲームは終了となり、勝利点を計算して勝者を決定します。

…さて、上記のいずれのアクションも「実行するための制約」があります。この制約が最初は非常に分かりにくく、自分は今、何のアクションができるのかということがそもそも分かりにくいです。その上、何かのアクションをするとアクションをトリガーとして発生する副作用みたいなのが沢山あって、慣れないとこの副作用の処理も(非常によく)忘れがちand/or間違いやすいです。いずれも、ルールブックをよーく読むと書いてはあるのですが、情報が各地に点在していてとてもとても分かりにくい(あくまで個人の感想です)ので、解読した結果を書いてみます。

以下、それおれのアクションについて個別の記事で説明していきます。

まさかの時のボードゲーム: ガイアプロジェクト [2] 勝利点を得る方法

前の記事の最後に書いたように、このゲームは宇宙の惑星を開拓していくゲームですが、ただ単に惑星に建設物を建てて勢力を広げるだけでは勝利点になりません。勝利点になるアクションを勝利点になるタイミングで実行することがとても重要になります。

何をしたら勝利点になるかは主に「得点ボード」の上に表示されています。

これが得点ボードです。得点ボードには2枚の「最終スコア計算タイル」と、6枚の「ラウンド得点計算タイル」が置かれています。基本的には、これらのタイルに書いてある条件を満たすようにアクションを行なうことで、勝利点が得られます。

得点ボードを含め、勝利点の獲得に関わる要素は以下の7つあります。

  1. 最終スコア計算タイル
  2. ラウンド得点計算タイル
  3. ラウンドブースター
  4. 同盟タイル
  5. 技術タイル
  6. 技術レベル (レベル3で4点、4で8点、5で12点)
  7. 資源の勝利点への変換 (3資源で1点)

これらの項目にについて、順番に説明してみます。

「最終スコア計算タイル」はそのゲームでの行動目標

「最終スコア計算タイル」は、ゲームが終了したときに「一番 xx した人が 18 点、二位は 12 点、三位は 6 点もらえる」ということを示しています。

上の写真の場合は、A のタイルが「最も多くの建物を建てた人」がゲーム終了時に 18 点もらえ、二番目の人は 12 点もらえ、三番目の人は 6 点もらることを示しています。一位を目指すためには、積極的に惑星に建物を建てていく(入植していく)必要があります。

B のタイルは「最も多くの「ガイア惑星」に建物を建てた人」が18点もらえ、以下二位は12点、三位は6点という感じです。

「ガイア惑星」というのは、星域ボードにある緑色の惑星のことで、ここに建物を建てるには通常とは違う手順を踏む必要があります。また、紫色をした「次元横断惑星」を改造することでガイア惑星を作ることもできます。改造で作ったガイア惑星に建物を建てたときも、このタイルで言うところの「ガイア惑星」に数えられます。このタイルがあることで、プレイヤーは他の惑星よりもガイア惑星に積極的に入植することを考えるようになります。

このように「最終スコア計算タイル」は、プレイヤーがそのゲーム中で何を目刺して開拓をするかという、目標を設定するような役割があります。もちろん、これ以外の方法でも勝利点は得られるので、あえてこれらの目標を目指さないという戦略もあり得ます。いずれにしても、ゲームの方向性を決定する要素ではあります。

「最終スコア計算タイル」は6種類あり、ゲーム開始前にランダムに2枚選んで得点ボードに置きます
。つまり、ゲームをするたびに「そのゲームで何を目指して開拓するのか」ということが変わるということです。6つの最終スコア計算タイルの具体的な内容は以下の通りです。

  • 最も多くの建物を建てた人
  • 最も多くの種類の惑星に建物を建てた人
  • ひとつの「同盟」に含まれる建物の数が最も多い人
  • 最も多くの「ガイア惑星」に建物を建てた人
  • 最も多くの「星域」に建物を建てた人
  • 最も多くの「衛星」を作った人

タイルの内容については、この記事では細かく説明しません。いずれのタイルでも、一位を取ろうとするならば、それを強く意識してプレイする必要があります。

例を挙げて説明してみます。

3人でプレイしていて、ゲーム終了時点に上のような盤面になっていたとしましょう。

このとき、最終スコア計算タイルに「最も多くの建物を建てた人」がある場合は、上の写真のように黄色が13個、青が12個、赤が10個なので、黄色が18点、青が12点、赤が6点もらえます。

「最も多くの「ガイア惑星」に建物を建てた人」のタイルがあるなら、上のように青が4個、黄色が3個、赤が2個なので、青が18点、黄色が12点、赤が6点もらえます。

「最も多くの「衛星」を作った人」なら上のようになります。「衛星」というのは、複数の惑星をつなげて「同盟」を作るときに建設する必要があるもので、建築物には数えられません。

「最も多くの種類の惑星に建物を建てた人」ならこんな感じです。

このように、置かれている「最終スコア計算タイル」によって、プレイヤーの得点は全く変わってくるわけです。

「ラウンド得点計算タイル」はラウンドごとの行動目標

「最終スコア計算タイル」とは別に、各ラウンドごとのプレイ目標の決定を左右する「ラウンド得点計算タイル」というものがあります。このゲームでは、6ラウンドのプレイが終了した時点でゲームが終わります。「ラウンド得点計算タイル」には、それぞれのラウンドでどんなアクションをすると勝利点がもらえるかが書かれています。

「ラウンド得点計算タイル」は、得点ボードの上に円弧状に並べて置かれています。奥から1ラウンド目のタイル、2ラウンド目のタイルとなっていて、一番手前が最後の6ラウンド目のタイルです。各タイルには、そのラウンドのみ有効な勝利点の獲得方法が書かれています。

たとえば上の写真では、勝利点がもらえる条件は次のようになっています。(それぞれ内容については、別の記事で詳しく説明します)

  • 第一ラウンド: 鉱山を建てたら2勝利点を得る。
  • 第二ラウンド: 惑星首府か学院を建てたら5勝利点得る。
  • 第三ラウンド: ガイア惑星に鉱山を建てたら4勝利点得る。
  • 第四ラウンド: 交易所を建てたら4勝利点得る。
  • 第五ラウンド: 技術レベルをひとつ上げたら2勝利点得る。
  • 第六ラウンド: 惑星の環境を一段階改造したら 2 勝利点得る。

「最終スコア計算タイル」とは違って、ラウンドの途中に「自分がしたこと」がトリガーとなって勝利点が発生します。そのため、ひとつのラウンドの間にこのタイルで何度も勝利点を得るというもありえます。たとえば、第一ラウンドの間に2回鉱山を建てたプレイヤーは、4勝利点 (2勝利点x2回) もらえます。

「ラウンド得点計算タイル」は、うまく利用すれば多くの勝利点を得ることもできます。しかし、このタイルで勝利点を得ることにこだわりすぎると、後続のラウンドで開拓がうまく続かずに得点が伸びない、ということはよくあります。「最終スコア計算タイル」と「ラウンド得点計算タイル」が噛みあわないことも多く、どちらかでの得点を目指すと、もう一方では得点しにくくなるということもよくあります。そのため、どのタイル(ラウンド)で得点していくのかということをゲーム開始時点で計画しておき、それに向けて開拓を進めていくというような、計画的なプレイが必要になります。

なお。「ラウンド得点計算タイル」で勝利点がもらえるのは、あくまで自分の手番中だけで、他のプレイヤーの手番中に他のプレイヤーがやったことでは勝利点はもらえません。

ラウンドブースターによる得点

ラウンドブースターは、上の写真のように細長い形をしたタイルです。ゲーム開始時に10枚あるラウンドブースターの中から、プレイヤーの数+3枚をランダムに選んでおき、プレイヤーが前のラウンドで「パス」したときに1枚選んで取ることができます。

「ラウンドブースター」で勝利点を得る方法は「ラウンド得点計算タイル」に似ていますが、以下の点で違います。

  • ラウンドブースターはプレイヤーがそれぞれ1枚ずつ選ぶ (プレイヤーごとに勝利点を得られる条件が違う)
  • プレイヤーが手番をパスした時点で、ラウンドブースターで勝利点を得られるかを確認する。
  • 勝利点を得る能力をもたないラウンドブースターもある。

まず「ラウンドブースター」はプレイヤーがラウンドごとに(自分がパスした時に1枚返して)1枚ずつ取るので、当然ながらプレイヤーによって「ラウンドブースター」の内容は異なります。プレイヤーが勝利点を得られるのは、勝利点を得る能力をもったラウンドブースターを取ったときだけです。そして、勝利点が得られるタイミングは「自分が手番をパスしたとき」で、その時の盤面の状態によって得点できるかどうかが決まります。

たとえば、この「鉱山ひとつにつき2点の勝利点を得る」ラウンドブースターを持っているときに自分の手番を「パス」したら、その時にボードを見て自分の種族の鉱山の数を数えます。鉱山の数がひとつであれば即座に2勝利点を得ます。同様に、ふたつなら4勝利点、三つなら6勝利点…というようにもらえます。

10枚のラウンドブースターのうち、勝利点を得られるものは上の写真の下側の5枚です。上側の5枚では勝利点は得られません。ラウンドブースターは、勝利点を得る以外にも資源を得たり、特殊なアクションを実行できたりするもがあるので、必ずしも勝利点が得られるものを取るのが良いとも限りません。勝利点尽きのラウンドブースターを取って得点を伸ばすか、それ以外のブースターを取って次の器械に備えるのかは、プレイヤーの戦略次第ということになります。

技術タイルによる得点

「技術タイル」は、基本技術タイルと「上級技術タイル」の二種類があります。基本技術タイルは自分が「研究所」や「学院」を建てたときに1枚選んで受け取れます。「上級技術タイル」は、技術レベルが 4 以上になったときに、いくつかの条件を満たすことで受けとれます。

これは基本技術タイルです。このうち、勝利点に関係するのは右下の2枚です。一番右下のタイルは「ガイア惑星に鉱山を建てるたびに2勝利点もらえる」というタイルで、その上にタイルは、タイルを取ったときにただちに7勝利点もらえるというタイルです。

こちらは上級技術タイルです。左の列以外のタイルは、すべて勝利点を獲得する能力をもっています。これらも基本技術タイルと同様に、条件を満たすたびに勝利点を得られます。

ラウンド得点計算タイルやラウンドブースターと異なり、技術タイルは一度獲得したらゲーム終了時までずっと手元に残ります。ひとたびタイルを獲得したら、書かれた条件を満たすたびに得点できるので、場合によっては莫大な点数を得ることもできます。一方で、技術タイルは資源を獲得する重要な手段でもあるため、勝利点を得るタイルばかり取っていると、資源が尽きて何もできなくなることもあります。

このあたりのバランスはうまくできていて、技術タイルを勝利点の獲得に使うのか、資源を取ために使うのかでプレイヤーは悩むことになるわけです。

同盟タイルによる得点

同盟とは、惑星に建てた複数の建築物をまとめて作ったグループのようなものです。同盟を作ったときにもらえる「同盟タイル」には勝利点が書かれており、タイルを受けとった瞬間にその勝利点を獲得できます。

同盟タイルはこんな感じです。いくつかの種類があり、プレイヤーは同盟を釣ったときにこれらからひとつ選んで獲得できます。

同盟は、作りためにいろいろ条件があるのですが、基本的には「複数の惑星に建物を建てる」ことで作れます。細かな条件などについては、別の記事で説明する予定です。

ちなみに、ゲーム中でひとりのプレイヤーが作れる同盟の数は 2、3 個程度、頑張って 4 つというところです。

技術レベルによる得点

プレイヤーが、発展ボード上の各技術を 3 以上に発展させることでも勝利点を得られます。技術レベル 3 で 4 点、4 で 8 点、5 なら 12 点もらえます。この勝利点は、ゲーム終了時にもらえます。

たとえば、このような状態でゲームが終了したら、赤は 24 点、青は 20 点、黄色はも 20 点となります。赤は2つしかレベル4以上の技術がありませんが、レベル4を4つ越えている技術のある黄色より得点は高くなっています。この方法で得点を狙うなら、上げる技術レベルを絞ってレベル5まで上げたほうが効率は良いです。

なお、ここではサラっと説明していますが、この方法による勝利点の獲得は点数が大きい上にゲーム終了時に加算される勝利点であることから、ゲームの終了時点での逆転劇につながることも少なくありません。

資源による得点

このゲームの資源には「現金」「鉱石」「知識」があります。ゲーム終了時にこれらの資源3つごとに1点の勝利点がもらえます。数えるときに、資源の種類は問いません。現金3つでも1点、現金2つと鉱石1つでも1点、現金と鉱石と知識がそれぞれ1つでも1点です。

これは狙って取る得点というよりは、おまけのようなものです、最後のラウンドでやれることがなくなったときに、資源を集めるアクションをすることで、この方法で勝利点の底上げができます。

という感じで…

勝利点の獲得の方法は以上です。このうち、ゲームの勝敗に大きく影響するのは、影響が大きい順に「ラウンド得点計算タイル」「最終スコア計算タイル」「技術レベルによる得点」「ラウンドブースター」「同盟タイル」「技術タイル」という感じかな、という気がしてます。

次の記事では、プレイヤーの手番にできるアクションについて説明する予定です。