Pathfinder Adventure Card Game クラス概要 Fighter (3): Guardian / Weapon Master

Valeros (Rise of the Runelords版)

f_7

ロール: Guardian

防御、というより防具に特化された能力をもつロール。ダメージ軽減能力もあるので、防御寄りに動きたい人向き。

  1. あなたのいるロケーションの他のキャラクタの戦闘チェックに 1d4 (□ +1)(□ +2)(□ +3) を加える。

  2. 武器カード(□ または防具カード)をプレイするとき、カードを捨札にする替わりにリチャージしてもよい。

    feat の獲得で、防具カードもリチャージできるようになる。防具カードは「見せる」だけではプレイできないことが多いため、武器カードよりもリチャージに置きかえられるときの恩恵が高い。

  3. □ あなたと同じロケーションにいる他のキャラクタが戦闘ダメージを受けたとき、そのダメージを 1 (□ 2) 減らす。

    助太刀するだけでなく、他プレイヤーの戦闘ダメージまで減らせるようになるパワー。feat の獲得で 2 ダメージも減らせるようになれば、ダメージに対してはかなり安心できる。ただし対象が戦闘ダメージなので、戦闘前に全員にダメージをばらまくような敵への対策としては使えない。

  4. □ 防具カードの取得取得チェックに +2 (□ +4) する。

    何の代償もなく、自動的に +2 の修整が得られるのはかなり嬉しい。ただ、ロケーションデッキでは防具カードの比率が総じて低いので、Weapon Master の武器取得へのボーナスが付く能力のほうが有益な気はする。

  5. □ CON スキルのチェックをあなたが行うときに、祝福カードをプレイしてダイスを追加したならば、通常のダイスの替わりに d12 を追加する。

    Valeros の CON スキルは d8 なので、自身の CON チェンックに祝福カードを使えば通常は d8 が追加される。それを d12 に変更できるということ。例えば Blessing of the God を CON スキルのチェックに使用したならば、ロールは d8 + d12 になる(feat による修整がないとして)。悪くはない能力だけど、CON チェックは防具の取得以外ではあまり使われないので、そうそうこのパワーが活躍する機会はない気はする。

f_8

ロール: Weapon Master

主に、攻撃時に有利になるパワーを持つロール。武器カードの取得に有利なパワーはもつけど、武器をそこまで使いこなせるようになるわけでもない。

  1. あなたのいるロケーションの他のキャラクタの戦闘チェックに 1d4 (□ +1)(□ +2)(□ +3)(□ +4)(□ +5) を加える。

    Fighter の基本能力その 1 だけど、Feat 獲得で修正値を +5 まで増やせる。1d4+5 ともなれば、助けられた本人よりもダメージを与えられる可能性すらある。何の代償もなく得られる能力としては、かなり破格だと思う。このロールを選ぶなら +5 まで強化したい。

  2. 武器カードをプレイするとき、カードを捨札にする替わりにリチャージ(□ またはデッキに加えてシャッフル)してもよい。

  3. □ あなたが Ranged 属性をもつ武器を使うとき、Ranged の替わりに Melee スキルを使用してもよい。

    遠隔武器で殴ってしまう、脳筋の極みのようなパワー。使い方の是非はともかく、Melee スキルで殴れる武器が増えるのは悪くはない。

  4. □ 武器カードの取得取得チェックに +2 (□ +4) する。

    ロールの名に恥じない、武器取得にボーナスがつく能力。武器カードが手に入って困ることはないし、ロケーションデッキに1、2枚は武器が含まれていることが多いので、この能力が役に立つ場面は少なくないと思う。

  5. □ STR スキルのチェックをあなたが行うときに、祝福カードをプレイしてダイスを追加したならば、通常のダイスの替わりに d12 を追加する。

    Valeros の STR は d10 なので、d12 に置きかえる能力の効果そのものは小さい。しかし、STR を使うシーン自体は多いことから、Guardian の同種の能力よりも有用性は高い。