まさかの時のボードゲーム Gloomhaven (S1) シナリオ#1 Black Barrow [4] ラウンド 7-最後

ラウンド7

扉の隙間から部屋の中を覗く U。

U「んー、骨2匹、人2匹」
K「結構いますね。しかも骨ですか。」
U「骨っぽいー。」
K「奴ら、見た目に反して素早い上に、複数ターゲット攻撃してくるので侮れませんよ。」
U「悪い骨!」
K「いい骨とかいるんですかね。」
U「開ける?」
K「向こうの出方次第ですが、囮を出せますでしょうか。」
U「置くー。」
K「任せましたよ。」
U「ほい。」

先に U が動いてドアを開けた。この瞬間、部屋の中の 2 体の Living Bone と 2 体の Guard に気付かれる。しかし、いずれも動く気配はなかった。

U「動かない?」
K「おや、運がいいですね。」
U「進むー。」

U は、敵が動いてきたら引くつもりだったが、動く様子がないので部屋の中に入りこんだ。そして、すぐ横に Decoy を置いて起動した。

U「でこちゃん、出発!」
K「いい位置に置けましたね。これは有利に戦えそうです。」

開いているドアまで K は進むと、Spare Dagger で骨に遠隔攻撃を実行し 4 ダメージを与えた。

骨と Guard は移動のアクションがなく、攻撃できる範囲に敵もいないため、何もすることなくこのラウンドを終わった。

ラウンド8

K「とりあえず、ダメージを受けてる骨は倒します。骨より先に動きますよ。」
U「爆弾、たくさん。」
K「今度はアレですか。」
U「花火ー!」
K「…巻き込まないでくださいね。」

K は素早く移動するために、Provoking Roar を出してこれを移動のために使った。骨2体の前に出ると、Leaping Cleave で両方の骨を攻撃した。その結果、上の骨には 4 ダメージ、下の骨には 2倍の 6 ダメージとなり、両方とも倒すことに成功した。

U「すごーい。」
K「我ながら、いい攻撃でした。」
U「出番なーい。」
K「まだ敵は残っていますよ?」
U「コインコイン!」
K「…あなた、まさか!?」

U は当初の予定を変更して、Ink Bomb を攻撃には使わずに移動するために使用した。それから Stun Shot で、手前の Guard を攻撃した。ダメージは 1 だったが、Guard はスタンで動けなくなった。

二体の Guard のうちの一体はスタンで動けず、もう一体も一歩しか動けないため、このラウンドは敵からは何も攻撃を受けることなく終了した。

ラウンド9

U「むふふ。」
K「…敵を倒すより、コイン回収を優先しましたね?」
U「コイン、キラキラ、好き。」
K「仕方ないですねえ。私は経験値狙いで行きますよ。」

K は Trample の下段のアクションで、Guard 2体を跳びこしつつ攻撃を加えた。攻撃の結果はそれぞれ 4, 1 となり、スタンしていた Guard は何もできず倒れた。Trample の効果で、K は経験値 2 を得る。

K「まずは 2 ポイント」

続いて Shield Bash の上段のアクションで、残る Guard を攻撃した。ダメージは 4 となり、最後の Guard も倒した。

K「これでさらに 2 ポイント。」
U「拾うー。」

U はここで Hook Gun の下段のアクションで、一気に 6 コインと宝箱を回収した。最後の攻撃アクションは、対象がいないので何もせずに終了となった。

U「大漁、大漁!」
K「うーん、コインはまったく拾えませんでしたねえ。」

シナリオ終了

K「それにしても、最後の部屋は敵が動く前に倒せてラッキーでした。」
U「ラッキーコイン!」
K「…敵を全部倒したら、コインを回収できなくなるなんて、あなたがちゃんと認識しているとは思いませんでしたよ。意外です。」
U「Tinkerer、賢い。」
K「まあ、そういう設定ではありますが…」
U「でも、経験値ない」
K「予想外に早く終わりましたらからね。10回くらいやった中では、手札がかなり残ったほうです。」
U「10回?」
K「違う世界線の話です。気にしないで下さい。」

今回は、シナリオレベルを 0 にした EASY モードで攻略を行なったので、ゴールドの変換レートは 2、ボーナス経験値は 4 である。K のシナリオ中で 9 の経験値を得たので、ボーナスとあわせて 13 の経験値を得たことになる。コインは 1 枚も拾えなかったため、獲得ゴールドは無しである。一方の U はシナリオ中での経験値は 3 で、合計 7 の経験値を得た。貨幣トークン(コイン)は 7 枚拾ったため、結果的に 14 ゴールドの獲得に成功した。さらに、宝箱を拾ったので中身を確認する。

U「何かな、何かなー。」
K「盗賊どもの宝ですからね。期待しますよ。」
U「ぱかー!」

中身はランダムイベントカードで、Toxic Moor のシナリオのアンロックに成功したようだ。

K「おお、シナリオのアンロックですか。なかなかいいものじゃないですか。」
U「おいしい?」
K「噂に聞いたところでは、そこに行くと手に入りにくいヒーリングポーションが手に入るらしいですよ。」
U「おいしくない。」
K「味はともかく、効果はおいしいと思います。ただ、ドレイクとかちょっと強めの敵がいるとも聞いてますので、少し対策して行かないと危険かもしれません。」
U「ほむむ。」
K「…あんまり興味なさそうですね。まあ、ここのボスを倒して書類を取り戻してから考えましょう。」
U「ほい。」

K「そういえば、あなたの戦闘目標は何だったんですか?」
U「エリート、倒す。」

K「おや、おめでとうございます。クリアですね。たしかに、エリートを気にしましたね。ちなみに私は 5 匹以上敵を倒す、でした。」
U「クリア、おめめ!」
K「ありがとうございます。」

(シナリオ2に続く、かも)
目次

まさかの時のボードゲーム Gloomhaven (S1) シナリオ#1 Black Barrow [3] ラウンド 4-6

ラウンド4

K「ドアの隙間から見たところ、部屋には敵が3体いるようです。手前に2体、奥に1体ですね。左の一体はうまくすれば罠に落とせそうなので、やってみます。」
U「右、殺る?」
K「左を罠に落とすと、剣が届かなくなりますね…。私はそのまま右をやるので、左をやってもらえますか。」
U「おっけ。」
K「さて、ブーツを使いますかね。」

K は、あらかじめ街で買って装備していた Boots of Striding の能力を起動し、移動力を 2 上昇さた上で Overwhelming Assault の移動能力を使い、合計 5 マス移動した。そして左にいる Archer に肉薄し、PUSH のアクションで Archer を押した。Archer はトラップに落ちてダメージ受けることになった。

U「ないーす!」
K「まだまだ、これからですよ。」

次に K は、移動した量をそのま攻撃力に変換できる Balanced Measure のアクションで、右の Archer に攻撃した。クリーンヒットすれば 5 ダメージを与えることができ、一撃で倒せる予定だったのだが、-2 の修整カードを引いてしまい、結果は 3 ダメージだった。

K「なかなか、計算通りというわけにはいきませんねえ。」
U「いっくよー。」

U は Stun Shot の下段の移動能力を使い、K のすぐ横まで移動した。それから Enhancement Field の上段のアクションで、左にいる Archer を攻撃した。ダメージは 4 となり、Archer はそのまま倒れた。

U「エリート、来る?」
K「Archer はこのラウンドでは動かないようですから、エリートは大丈夫でしょう。問題はこっちの Archer ですね。ターゲットが 2 人なので、私だけでなくあなたにも攻撃が来ます。耐えてください。」
U「…耐える。」

エリート Archer は移動アクションがなく、攻撃可能範囲に U も K もいないので、何もせずそのまま立ちつくしている。右のノーマル Archer は K と U に対して弓を放った。U に対しては -1 の修整カードを引き、元々の攻撃値の修整が -1 のため、結果的にダメージを受けずに済んだ。一方、K は Archer に隣接しているため、遠隔攻撃のディスアドバンテージ効果によって修整カードを 2 枚引き、より悪いほうのカードを適用するのだが、Archer が引いたカードは二枚とも +1 だった。

K「運がいいのか悪いのか。」

シールドなどの効果も含めて、K は結果的に 1 ダメージを受けた。

ラウンド5

なぜか U がぐるぐる腕を回している。

U「引っぱるー!」
K「…アレをするんですね?」
U「準備、必要。」
K「時間がかかるってことですね。」
U「うん。」
K「では、右を何とかしときます。」
U「むふふ。」

K は Speare Dagger を近接攻撃として使用して Archer を攻撃した。修整カード -1 を引いてダメージは 1 だったが、Archer の HP は 0 となってその場に倒れた。続いて K は Shield Bash でシールドを張り、エリートの攻撃に備えた。

エリート Archer は 2 歩動いて、距離 3 から K に攻撃してきた。結果は 3 ダメージだったが、K はシールドを二重に張っているので、ダメージは 1 まで軽減された。

K「さーて、こちらはオーケーですよ。」
U「いっくよー」

U は罠の手前まで進んだところで、Hook Gun でフック付きのワイヤーをエリートに向って放った。+1 修整カードを引いてエリートに 3 ダメージを与えつつ、エリートにフックでひっかけて手前に引き倒す。

エリートはそのまま罠に落ち、罠からダメージを受けてエリートは崩れ落ちた。

ラウンド6

K「やりますねえ。」
U「ばっちり!」
K「では、一息つきますか。」
U「! おやつ!?」
K「おやつの時間です。」
U「おやつ!!」

部屋の敵を一掃したので、このラウンドは K も U 長い休息をとることにした。それぞれ捨て札から 1 枚ずつを廃棄し、HP を 2 回復させた。

K「さーて、ではそろそろ行きますよ。」
U「はむはむ。」

(つづく)
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まさかの時のボードゲーム Gloomhaven (S1) シナリオ Black Barrow [2] ラウンド1-3

最初の部屋

K「おやおや、お出迎えは三名さまですか。雑魚ですね…と言いたいところですが、一人は多少マトモな格好をしているようです。エリートってやつですか。」
U「エリート、おいしい?」
K「おいしいかは分かりませんが、弱くはなさそうです。」
U「…殺っちゃう?」
K「もちろん、殺るしかないわけですが。」

K は素早く動きだし、Leaping CLeave でエリート Bandit と右の Bandit を攻撃した。結果はエリートに 4 ダメージ、ノーマルに 2 ダメージとなった。

U「やるー!」
K「まだ油断してはいけません。」
U「ほい!」

U は K の後ろに隠れるように移動すると、Riviving Shock で K が攻撃した二体の Bandit を攻撃した。

U「当たれー!」

攻撃の結果は、エリートに 2 ダメージ、ノーマルに 1 ダメージとなった。

U「むーっ!」
K「さすがに、倒すのは無理でしたか。」
U「むむーっ!」
K「さて、耐えられますかね…」

三体の Guard が K に次々と襲う。三体からのダメージは、それぞれ 2, 2, 1 で K の HP は一気に半減した。

U「大丈夫!?」
K「…思ったよりはきついですが、まだいけそうです。」

ラウンド2

K「シールドを張って耐えますから、ヒールしてもらえますか。」
U「おけ。爆弾もする?」
K「一匹くらいは始末しておきたいですね。」
U「まかせて。」

U は素早く動いて、K にヒール 2 を実行した。それから Toxic Bolt でエリートを攻撃する。ダメージは 3 で、エリートを倒すことに成功した。

K「ナイスです!」
U「ふふーん!」
K「では、次は私が行きますよ。」

予告通り K は 6 回使えるシールドを張ると、Sweeping Blow で Bandit 二体に攻撃した。結果は両方に 2 ダメージで、右側にいた Bandit を倒すことができた。

Guard はアドバンテージ付き攻撃で修整カードを二枚引き、+1 の攻撃修整を得た。K はシールドを使って 1ダメージ軽減し、2 ダメージを受けることになった。

ラウンド3

K「何とか耐えられたようです。残った Bandit は始末しますよ。」
U「ヒール?」
K「自分でするので大丈夫だと思いますが、念のため用意はしてもらえますか。」
U「ほほい。」

K は自分にヒール2を実行し、HP は 7 に回復した。続いて Trample で Guard を攻撃したが、ダメージは 2 で Guard を倒しきれなかった。

U「殺っちゃう。」
K「どうぞ。」

U はヒールをする予定で Reinvigorating Elixir を構えていたが、ヒールではなく移動を実行して、残っている Guard の横に移動した。さらに、敵を焼き払う予定で構えていた Flamethrower も、強力な AoE 攻撃をすることはやめて、近接攻撃のアクションを実行することにした。その結果、Guard へのダメージは 3 となった。

Guard は倒れ、部屋の中には K と U 以外に動くものはいなくなった。

K「一息つけますね。」
U「おやつ、おやつ!」
K「それは、次の部屋を片付けてから、ね。」
U「えーっ!」

(つづく)
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