Overdungeon ベータ版 初心者的まとめ

2019/2/20時点でのオーバーダンジョン(アーリーアクセス・ベータ版)の情報です。ベータ版はバージョンアップしてどんどん変わっているので、記事の内容が当てはまらないこともあります。

初心者向けデッキ育成方針

安定して勝てるデッキ育成のパターンは、以下の3つくらい(だと思う)。

  • シュガーで火種+とヒートリアクター
  • シュガーでひよこ小屋と執行ボタン
  • リリスで十字砲火とターボエンジン

以下、順番に説明します。

火種リアクターデッキ

  • シュガー/カードダンス/ファクトリエで、火種+ヒートリアクターで大ダメージを叩きこんで勝つ。
  • 火種+は使えば使うほど手札が増えていき、1ターンに与えられるダメージが増えていく。手札を使ったときにダメージを与えるヒートリアクターを並べておくことで、火種を大量に使うと同時に、ヒートリアクターも大量のダメージを与えてくれる。なお「火種」では手札が増えないので、必ずアップグレードして「火種+」にしておく。

ターンに使ったカードの枚数に比例したダメージを与える「ストーム」、アタックカードのダメージを20増加させる「集中」、ダメージを増やしつつ手札も増やす「再考」などは相性がとても良い。

火種は「アタック」カードなので、アタックカードを使った枚数に比例したダメージを与える「ブルーバースト(最後の警告)」とは相性がいい。また「火種」は、使うと「破棄」された上で、新たなカードが次のターンに手札として加えられることから、破棄されたカードの数に応じたダメージを与える「エンドロール」はとも相性がいい。どちらも最後のトドメになりえる。

上記のカードが手に入らないときは、建物を増やす「鉄工所」、手札の建物をアップグレードする「プラズマパッタ」、手札を増やす「エリクサーポンプ」などを追加するのも良い。

このデッキは、敵やアニマルからの攻撃に直接対応する方法がないため、火種とヒートリアクターの数が揃う前に、敵に大量にアニマルを並べられたり、雷獣やワームの連続攻撃を受けると死んでしまうことがある。勝てないようなら、「マジックバリア」「バリア装置」などを入れて守ったり、「データ改ざん」や「否定の契約」などを入れて、戦闘の序盤に耐える手段を増やすと安定する。

ヒートリアクターが入手できなくても、ストームを多めに入れることで何とかなる。最後の警告かエンドロールがあれば、ヒートリアクターなしでも余裕でいける。火種がなかなか手に入らないと辛いが、ストーム、再考、集中などが手に入れば何とかなる(多分)。火種がないと戦闘が長びきやすくなり、敵の攻撃に耐える時間が長くなるので、マジックバリアやバリア装置も増やしたほうがいいかも。

ひよこ執行デッキ

  • シュガー/ズートロピカル/ファクトリエで、執行ボタンひよこ小屋を並べて継続ダメージを出して勝つ。
  • ベストパートナー、クローン、ひよこ板、チートメカニズム、オーバーランなどを入れる。
  • 「ひよこ小屋」を画面手前ぎりぎり付近に置き、ひよこが歩く経路上に「執行ボタン」を置く。すると、ひよこが出てくるたびに敵にダメージを与えられる。ボタンを増やすか小屋を増やすことで、どんどんダメージを増やしていける。

アニマルが踏むとひよこが出る「ひよこ板」、アニマル1体につき1体の犬を出す「ベストパートナー」、アニマル数を倍にする「クローン」「オーバーラン」などはとても相性がいい。ベストパートナーはアップグレードしておくことで、事実上クローンと同等の働きをしてくれる。

小屋が序盤で手に入らなければ、「怒涛のヒツジ」「猟犬を放て!」「ヒヨコの卵」「シェフィ」などでアニマルの数を確保する。これらは、犬を放りなげてくる敵への対策(建物の防御用)としても役にたつ。

小屋とボタンを二個ずつくらい用意してアップグレードできたら、「チートメカニズム」と「カルノーサイクル」でダメージ増加を狙う。

小屋とボタンを配置できたら、ターンエンドは急がずに、ぎりぎりまで粘ってダメージをできるだけ与えるようにする。十分な量の小屋とボタン、チートメカニズムがあれば、何もしないで見ているだけで勝てる。

迫撃ターボエンジンデッキ

  • リリス/ファクトリエ/ズートロピカルで、十字放火とターボエンジンで継続的ダメージを出して勝つ。
  • マジックバリア、ストライクバリア、バリア装置、ファイアボール、灼熱の儀式、なぎ払い、放電、カルノーサイクル、究極の技術、チャーム、セクシービームなどを入れる。
  • 十字砲火(序盤は「迫撃砲」で代用)とターボエンジンを大量に並べると、何もしなくても猛烈な勢いで敵にダメージを与えてくれる。両方を2-3枚手に入れて、アップグレードして並べたらだいたい勝てる。ただし、敵からの攻撃への耐性がないため、バリアで防御したり、ファイアボールなどでアニマルを倒す等の対策は必要になる。

防御は「ストライクバリア」「マジックバリア」「バリア装置」などを使う。マジックバリアはアップグレードすることで何度も使えるようになるため、できるだけアップグレードしておきたい。

アニマルへの対応は「ファイアーボール」「灼熱の儀式」「なぎ払い」で焼く方法と、「チャーム」「セクリービーム」などで味方にしてしまう方法がある。焼くカードは分かりやすいが、強いアニマルだと焼き切れないこともある。チャーム系は強力だが、チャームはアップグレードしても1回しか使えず、セクシービームは入手しにくいという難点がある。

十字砲火とターボエンジンを、リリスより下すべてを埋めるくらい並べたら、ターンエンドは急がずに、可能な限りダメージを与えるようにする。十分に建物が揃ったら「カルノーサイクル」や「究極の技術」などを入れてトドメを刺す。

とりえず知っておくと良いこと

「エリクサーポンプ」はどんなデッキに入れても強いので、入手できる機会があったら1枚は手に入れておきたい。

キーカード以外のデッキを入れすぎると、コンボがうまく回らずに負けてしまうことがある。デッキに噛み合わないカードは、強いカードでも「スキップ」して入手しないほうが良い。また、ショップではできるだけ不要カードを「削除」したほうが良い。

1ターン目は、自分がカードを使いきる(残りが2枚になる)まで敵は何もしてこないし、アニマルも動かない。1ターン目は完全に自分の自由に行動できる。

迫撃砲や十字砲火などの建物は、ターンを進めなくても一定の間隔で敵を攻撃してくれる。敵のアニマルがいないなら、わざとターンを進めずに待っていると、どんどん敵のHPを削ってくれる。

敵(タワー)は、1ターン中にある程度のダメージを受けると、次のターンに予定しているアニマルの召喚や、直接攻撃が中断される。

敵(タワー)を倒すと、敵が召喚したアニマルはすべて消滅する。アニマルを直接攻撃するより、敵を倒してしまったほうが効率がいいことも多い。

ゲーム開始直後のデッキは、キャラクタごとに決まっていて、「ファースト」と書かれた8枚のカードで構成される。リリスの場合は下の図のように「オーバーストライク」「ストライク」x2「迫撃砲」「突撃ポニー」「アルパカ」x3となっている。

デッキのカード上限は 24 枚くらいぽい。それを超えてカードを追加(購入)しようとすると、デッキの中からランダムに(?)カードが失なわれるようだ。カードは闇雲に追加するのではなく、方針を決めて必要なものだけ追加するほうがよい。

基本的に、ターン毎の手札を増やせるレリックが強い。具体的には「星の砂時計」「焦土の砲弾」「隆盛のティアラ」「収穫の杯」「ひらめきの妙薬」など。砂時計以外は、ボスを倒したときだけ手に入る。

次点で、ターン毎に建物の数を増やしたり、アニマルの数を増やすレリックや、カードを複数回使うレリックが強い感じ。具体的には「双魔剣」「繁殖餌」「皇帝の王冠」など。

店で売っているレリックは、HP が少ないときは「豪華なパンケーキ」、アップグレードが順調でないときは「オーブ」系のものを買ってもいいかも。

まさかの時のボードゲーム Gloomhaven (S2) シナリオ #2 Barrow Lair [3] ラウンド5-7

ラウンド 5

K「さて、屍体がこちらに出てきてしまう前に、ボスを何とかしましょうか。」
U「怪我、なおす。」
K「それは助かります。ついでに弓使いを足止めできますかね。私はボスを全力で殴りますから。」
U「おけ、止める。」

しかし、このラウンドは Archer が真っ先に動いた。隣接する B を攻撃し、ディスアドバンテージがあるにも関わらず 2 ダメージもを与えてきた。そして、B のすぐ隣りにダメージトラップを置いた。

K「…攻撃は痛いですが、まさかトラップを置くとは。これは、うまく使いたいところです。」

この直後、U が動く前に Decoy が Archer とボスの横に動いた。しかし Decoy は攻撃力を持たないので、Archer にもボスにも攻撃できない。

U「ヒール!」

ここで U が Reviving Shock の下段のアクションで、K の HP を 5 回復させた。

K「おお、これはいいですね。」
U「もっと感謝。」
K「ありがとうございます。助かりますよ。」

続いて、U はエリートに Stun Shot を実行した。2 ダメージ与えた上、エリート Archer はスタン状態になった。

K「見事です。作戦通りですね。」
U「えへん!」
K「では、次は私の出番ですよ。」

K は Overwhelming Assault の下段のアクションで、Archer を部屋のドアの場所まで突き飛ばした。そして、ボスに Spare Dagger で攻撃し、4 ダメージを与えた。

K「これで、屍体は次のラウンドは部屋から出られないはずです。」
U「やるー!」
K「ボスも削りましたが、まだまだですねえ。」

ボスは再びジャンプしてドアを蹴やぶった。中にいたエリートの Liging Corpse が動きだす。

U「むう。」
K「何とかしないとマズいですね。とはいえ、手札が少なくて心許無いので、少しだけ休みます。」
U「おやつ?」
K「おやつは無しです。」
U「おやつー…」

K と U はこのタイミングで短い休憩を取り、それぞれ捨て札からランダムに 1 枚のカードを破棄した。そして、残りの捨て札を手札に戻した。

ラウンド 6

K「手札も回復しましたし、全力てボスを攻撃します。」
U「爆弾も全力?」
K「全力でお願いします。」
U「全力!」

このラウンド、気合の入った二人だったが、最初に動いたのはボスだった。ボスは Living Bone を召喚した。

K「…賑やかになってきましたね。」

次に動けるのは Deocy だったが、Decoy はすぐ横にいる Archer をフォーカスしているので、その場所に留まった。

U「燃やすー!」
K「やっちゃって下さい。」

U は Ink Bomb の上段のアクションで、ボスと Linving Bone を攻撃した。Living Bone へは +1 の修整カードで 5 ダメージ与え、さらにボスへの攻撃では、見事に x2 の修整カードを引いて 8 ダメージも与えることに成功した。ボスの HP は 3 にまで減った。

U「どっかーん!」
K「すばらしい攻撃です! やりますね。」
U「えっへん!」
K「あとは、任されましたよ。」
U「ほい。」

次に動けるはずのエリート Archer は、スタン状態で身動きができず、何もしないでターンを終わった。続く K は、Trample の下段のアクションでボスの隣りまで移動すると、そのまま攻撃力 2 で攻撃した。結果は 2 ダメージで、ボスの HP は 1 となった。

K「とどめです。」

さらに K は Balanced Measure の上段のアクションで攻撃力 4 で攻撃し、見事 4 ダメージを与えてボスを倒した。

U「おー!」
K「ふう、何とか倒せましたねえ。やはり、さっきの x2 攻撃が効きましたか。」

その後、Living Corpse がそれぞれ移動した。ただし、最初の部屋にいる Living Corpse は、ドア前にいる Archer が邪魔で部屋からは出てこれなかった。それぞれ、自分たちに 1 ダメージ与えて行動を終了した。

ラウンド 7

U「臭いの、燃やす!」
K「こちらのエリートも掃除します。」

このラウンド、動いたのはボスDecoy であるが、decoy は敵にくっついているので動かず。次に動いた U は、まず Enhanced Field で自身の攻撃力を +1 し、Archer と Living Corpse に Net Shoot の上段のアクションを使って範囲攻撃した。ダメージは、Archer に 2、Living Corpse に 4 となって、屍体はそのまま動かなくなった。

続いて K は Spare Dagger でエリートを遠隔攻撃し、さらに Overwhelming Assault でエリートに近づいて、そのままエリートを壁まで押しこんだ。

K「死ぬまで逃がしませんよ。」
U「もう死んでる。」
K「…いい意見です。」

その後、Archer は Decoy を攻撃して倒してしまった。エリートともう一体残っている屍体は、このラウンドの移動力は 0 なので、動くことができない。Corpse は何もすることなく、このラウンドを終了した。

(つづくはず)

まさかの時のボードゲーム Gloomhaven (S2) シナリオ #2 Barrow Lair [2] ラウンド1-4

ラウンド1

K「開始早々、いきなり弓使いが二体ですか。それのしても、スタントラップが目前とは。この位置取りならこちらに分がありますね。」
U「アレ、やる。」
K「やっちゃってください。」

U は、Hook Gun で右側の Archer に攻撃し、2 ダメージを与えた上でフックを引いて、Archer をスタントラップに落とした。Archer はスタン状態になり、このラウンドは身動きが取れなくなった。U は Archer の目の前まで移動してターンを終了した。

K「見事ですね。しかし、左は私より先に動きそうです。」

左の Archer はその場を動かず、遠くから K に弓を射かけて 1 点のダメージを与えた。対する K は、Warding Strength でシールドを張った上で、スタンで動けなかった Archer を Sweeping Blow で攻撃した。ダメージは 2 となり、予定通り Archer は倒れた。

K「先にシールド張れたら満点だったのですが。」
U「むー。」

ラウンド2

K「左を押しこんで殴ります。」
U「援護ー。」
K「お願いしますよ。」

K は Archer に隣接する位置まで移動すると、Balanced Measure で攻撃した。しかし、攻撃は NULL となってダメージを与えられなかった。

K「なんと、呪いの NULL ではなくて普通の NULL ですか。」

Archer は隣接する K に対して、ディスアドバンテージを持つので、2枚の修整カードを引いて攻撃してきた。カードは +1, +2 でダメージは 3 となった。

K「4 ダメージ食らうよりはマシですが、なんだか運が悪いですねえ。」
U「呪いー!」
K「何だか、普通に呪われてる気もします。」

この後、U はちゃっかりコインの上に移動し、Enhancement Field で Archer に遠隔攻撃をした。ダメージは 3 となり、Archer の残り HP は 1 になった。

ラウンド3

K「とりあえず、こいつは倒しておきましょうか。」
U「ドア、開ける?」
K「弓使いはすぐ片づくと思いますので開けましょう。中にはボスと弓使いのエリートがいますね。ボスは攻撃は攻撃は多分してこないと思うので、ひとまずこのラウンドは耐えましょうか。」
U「ヒールする。」
K「お願いします。」

K は Archer に 1 ダメージ与えて倒すと、そのままドアを開けて部屋に入った。すぐさまボスとエリート Archer は反応した。

U「ヒール!」

ボス達よりも U のほうが動きが早く、K にヒールをかけて 3 HP 回復させた。それから移動して、部屋の左側に陣取った。

K「エリートは二人とも攻撃してきますよ。」
U「…耐える。」

エリートは攻撃力 -1 ながら、K と U を同時に攻撃してきた。エリートの攻撃は U、K ともに 1 ダメージだったが、K はシールドでダメージが軽減され、ダメージは受けなかった。

そして、ボスは大きく左に跳躍してドアを蹴破った。部屋の中には、動く屍体の Living Corpse が二体いたようだが、いずれも K, U ともに見通せる位置にいなかったようで、動き出す気配はなかった。

ラウンド 4

K「エリートに接近して引きつけつつ、ボスを遠隔攻撃します。」
U「デコちゃん、発進!」
K「なるほど、うまくいけば屍体とエリートの両方をを引きつけておけますね。」
U「うむ。」
K「では、そちらは任せましたよ。」
U「ほい。」

まず U は Restorative Mist で K に近寄りつつヒールを実行し、その後に Harmless Contraption で Decoy を起動した。

K「では行きます。」
U「がむばって。」

K は Leaping Cleave で机を跳びこすと、Archer の横に付けた。

続いて、定番の Spare Dagger でボスを攻撃し、3 ダメージを与えた。

K「残り 13 HP ですか。タフですねえ。」

Archer は K を攻撃するが、ディスアドバンテージが効いて K には 2 ダメージしか与えられない (注:ルールに従うと Archer は K から離れるように移動してから攻撃しますが、この時点ではルールを正しく解釈していなかったため、このようなプレイになってます)。そして、Living Corpse は移動するアクションがなく、攻撃も届かないので、このラウンドは何もしてこなかった。代わりに自分たちに 1 ダメージずつ与えて行動を終わった。

U「腐ってる?」
K「このまま勝手に倒れてくれるといいのですが。」

U「…ボス、来る」
K「扉を開けまくるよりは、攻撃してもらったほうがありがたいですね。ボスのくせに、あまり攻撃は強くないですし。」

ボスは、K のほうへ近づくと、K と Decoy を対象に遠隔攻撃をしてきた。結果は、K には 1 ダメージ、Decoy には 3 ダメージだった。K はシールドで 1 点軽減し、ダメージを受けずにすんだ。

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