まさかの時のボードゲーム: Mage Knight Board Game プレイ編 8

ラウンド1、ターン 8 の赤プレイヤーの手番。

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城での雇用

このターンはヒーローがいる城塞から移動ぜず、城塞で雇える Utem Guardsmen というユニットを雇用することにした。このカードは、通常であれば雇用するためには 5 の影響力が必要になるが、スキルトークンを使用して雇用することで 5 少ない影響力で雇うことができる。つまり、コストが 5 である Utem Guardsmen であれば、影響力を得なくても雇えるわけだ。

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雇ったユニットにはスキルトークンを置き、これをコマンドトークンのようにして使う。なお、写真ではスキルトークンが横向きにされているけど、スキルトークンの黄色い矢印は「トークンを裏向きにすることで能力を使用できる」という意味なので、間違いないように・・・

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移動をせずアクションを行なったので、これ以上このターンにはアクションは行なえない。ターン終了前に、Decompose を使用することにした。このカードの通常の能力は「プレイ時に他のアクションカードを1枚捨てる。捨てたカードの色のマナクリスタルをふたつイベントリに置く」である、赤マナ使用時の能力は「プレイ時に他のアクションカードを1枚捨てる。捨てたカード以外の色のマナクリスタルをひとつイベントリに置く」である。

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ここでは Crystallize を捨札にすることで、青マナ 2 枚をクリスタルに変換してインベントリに置いた。そして、これ以上のアクションはできず、デッキにカードがないので手札の補充もできないため、これでターンを終了する。


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まさかの時のボードゲーム: Mage Knight Board Game プレイ編 7

ラウンド1、ターン7の白プレイヤーの手番。

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ヒーローがマジカルグレイドがあるマスで前のターンを終えたので、このターンの開始時にはゴールドマナを得ることができる。このゴールドマナは、このターンに限り使うことができる。

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移動

まず白プレイヤーは、スキルトークンを使用してユニットをレディ状態(使用可能状態)に戻した。

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次に、ユニットの Foresters の能力で移動力 2 を得て、さらに手札から Stamina を出して移動力 2 を得た。合計の移動力 4 を使って 村のマスにヒーローを移動させた。Foresters は移動力 2 を得る能力を使うと「この移動の間、沼と丘陵のマスを移動するために必要な移動力は 2 減少する(ただし 1 未満にはならない)」という効果も得られる。しかし、今回は沼や丘陵のマスを移動しないため、この能力については影響がない。

能力を使った Foresters のコマンドトークンは、カードの下の位置(能力などが書かれているあたり)に移動させて、能力が使用済みであることを表す。

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雇用

村では、さらに別のユニットを雇用することにした。Improvisation のカードにソースから取った赤マナを使用し、さらに Rage を(Improvisationのコストとして)手札から捨てることで影響力 5 を得た。この影響力を使用して、ユニットオファーにある Peasants を雇うことにした。Peasants は村のアイコンを持っており、雇うために必要な影響力は 4 である。

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雇ったユニットは、コマンドトークンをカードの上のほうに置いて、未使用(レディ)状態であることを示す。

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マナのクリスタル化

アクションはこれで終わりだが、白プレイヤーは Mana Draw を使用してソースから追加のマナダイス(白)を取り、さらに Crystallize を使用して白マナを白のマナクリスタルに変換した。変換したクリスタルは、ヒーローカードのインベントリに置く。このマナクリスタルは、一時的に得たゴールドマナとは違って、次のターン以降に持ちこすことができる。

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ターン終了

ソースから取ったマナダイスを振って戻し、手札を 5 枚まで補充した。そして、使わなかったゴールドのマナは共通のストックに戻した。

後でよく考えたら、Crytallize を使用するとき Mana Draw でソースから白マナを取ってくるのではなく、Crystallize の青マナの能力をゴールドマナで代用して使用すれば、Mana Draw を使うことなく白クリスタルを得ることができた。プレイ中に気がつけば、プレイを巻き戻してこのようにプレイしなおすことがルール上許されるけど、この時は気がつかなかったのでそのままターンを終了した。


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エティハド航空はイラクやシリアやアフガニスタンを通るのか

MML の皆様、研究員 K です。UAE のドバイやアブダビを経由してヨーロッパに行くとき、紛争地帯の近くを飛ぶか気になりますよね(多分)。

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日本から UAE の間にはアフガニスタン、北朝鮮があるし、パキスタン、インド、中国の国境が確定していないあたりも飛びそうです。UAE からヨーロッパへ最短距離を飛ぼうとすると、間にイラク、シリア、ヨルダンといった国があります。

で、実際のところどうなのか、エティハド航空で成田→アブダビ→ドイツ(dusseldorf)という経路を往復乗ってみて、機内で航路マップを見てました。

成田(東京)からアブダビ

中国からミャンマーあたりを経由してインド洋に出て、そこからインドを横断して再びインド洋に出て、その後は直接アブダビに(海を通って)行きました。所要時間は12時間くらい。

アブダビからドイツ

サウジアラビアを横断してエジプト付近から地中海に出て、トルコの上空はとばずにギリシアの島々の上を通り、アドリア海からイタリア、オーストリアを経由してドイツに入る航路でした。

ドイツからアブダビ

ルーマニアあたりから黒海を縦断し、トルコの上空で西に旋回、シリアとイラクをぎりぎり避けて、イランの上空を通ってペルシア湾に抜ける経路でした。トルコ上空では、右側の窓からは、おそらくシリアやイラクと思われる地域が見えてました。

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実際に航路は上のような感じです。

アブダビから成田(東京)

ペルシア湾からイラン上空を飛び、アフガニスタンには入らずにパキスタン上空をヒマラヤ山脈に向けて飛んでいきます。そこから中国に入って北京付近を通り、一度東シナ海に出て北朝鮮をさけて韓国上空を飛んで日本に向かう、といった感じでした。飛行時間は10時間弱です。

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イランからパキスタンあたりの航路はこんなかんじ。

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中国から日本まではこんな感じ。


ちなみに、2010年から2015年までの間にイラク、イラン、シリア、アフガニスタンといったあたりで民間機が攻撃されるような事件はおこってないようです。マレーシア航空の飛行機が撃墜される事件はありましたが、事件のあった場所はウクライナです。

事件とか事故についての詳細は下記をどうぞ。

注) 2015/10/31 にエジプトのシナイ半島でロシアの航空機が墜落するという事件がありました。今のところ原因は技術的な問題と見られているようですが、UAE の航空機などはシナイ半島を迂回することにしたそうです。


自分の乗る飛行機の航路が正確に知りたいという人は、下記のレーダーマップで便名を入力すると、航路を詳しく見られますよ。

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こんな感じで、あぶないところは綺麗に避けてますね。これを見る限りでは、ドバイ経由のエミレーツ航空もだいたい同じ経路を通るみたいです。


以上、ご参考までに。航路が上の情報と変わってたり、実際乗ったら撃ち落とされました、ということがあっても、もちろん責任は持てませんよ!