MTG カード与太話: タルキール龍紀伝より「ラクシャーサの墓呼び」「サルカンの凱旋」

タイトルの通り、100% 与太話です。


ラクシャーサの墓呼び/Rakshasa Gravecaller

注目(?)の、猫デーモン 3 枚目。今回は単色で登場し、レアリティもアンコモンとお求めやすくなった。多色かつレアばかりじゃ猫デーモンデッキが作りにくかろう、という開発の思いやりに違いない(注1:妄想です)。ただ、濫用したときに出せるクリーチャーは、なぜか猫でもデーモンでもなくただのゾンビ。せめて猫ゾンビが出てくるなら、猫デーモンと猫ゾンビでデッキが組めるくらいはカードが集まったのに(注2: そんな需要があるかは謎)。

ちなみに猫ゾンビ 3 体はすべて黒クリーチャーなので、ラクシャーサとの共闘については問題ない。ゾンビのほうは、軽いのから重いのまでいて意外にバランスがいいから、猫デーモン+猫ゾンビは成りたつのではなかろうか・・・とはいえ、バリエーションが少なくて心許ないので、その他の黒い猫候補を探してみたところ、ゾンビとデーモン以外だと吸血鬼、戦士、夜魔がいた。しかし、どれも1匹ずつしかおらずバラバラで、いかにも猫っぽい。まとまりのない猫軍団でデッキを組むべきなのか、ラクシャーサの後続を待つべきなのか、悩みは尽きない。


サルカンの凱旋/Sarkhan’s Triumph

ドラゴンデッキを組むなら、何枚かは入れてみたいカード。ドラゴンをサーチできるわけなんだけど、ドラゴンの嵐/Dragonstorm などと違って、探せるのは「ドラゴン・パーマネント・カード」ではなくなぜか「ドラゴン・クリーチャー・カード」になっている。といっても、パーマネントではないドラゴンは存在していないようだ。たとえば、プレインズウォーカーのウギンとかニコルボーラスはドラゴンじゃないし。表記の違いに意味があるのかと思って調べてみても、現時点では何もなさそうだ。何か見落してるのかなー

さらにどうでもいいけど、皇帝ヘルカイト/Imperial Hellkite のテキストには単に「ドラゴン・カード」と書いてある。こちらはパーマネントでなくてもいいから、自我の消去/Ego Erasure みたいな多相つきの部族インスタントを探したりできる、よね?? さすがに、これらのカードをヘルカイトでひっぱってくることは無いと思うけど、微妙な表記の違いが影響してくるところが MTG らしい。そして歴史の長い MTG のことだから、こうした表記の違いがすごく遠い未来に影響を及ぼすことがあるかもしれない、というところがもっと面白い(注3: 単に開発の人達が苦労するだけかも)。