MTG カード与太話: 運命再編より「開拓地の包囲」「永遠のドロモカ」


開拓地の包囲/Frontier Siege

このメカニズム、カンか龍のどちらを選んだか分かるマーカー、みたいなものが必要だよねきっと。MO とか ipad 用アプリだったら、多分選んだ側のメカニズム以外のテキストが消える、みたいな表示になるのではないかと推測中。選択肢にわざわざ名前を付けたのは、雰囲気という以外にも「カンを選んだカード」を参照するカードとか出すつもりなんではないかと思ったんだけど、どうだろう。

どうでもいいけど、絵で火を吐いてるのは、下のドロモカ君よね。というか、緑白でも火吐けるんだ、みたいな。下にいるベイロスだかビーストっぽいのは、現時点では何かは分からなかった。タルキールのカードの《長毛ロクソドン/Woolly Loxodon》に似てる気もするけど、設定的に多分違うよね。まあ、このあと出てくるに違いない。ちなみに、赤の《前哨地の包囲/Outpost Siege》にいる龍はコラガン君になってて、ちゃんとイラストコンボ(?)になっているのが美しい。これでいて、絵師は全員違う人だったりするし。今後、白と黒にも「包囲」なカードが出るとしたら、それらもイラストコンボになってることは、確定的に明か。。(後日談: 実はドロモカ君じゃなくて緑のドラゴンだったね・・・コラガン君もめっちゃ似てるけど違うし)。


永遠のドロモカ/Dromoka, the Eternal

最近では貴重になった、白緑のドラゴン。白いドラゴンといえば、今ではまったく見かけないけど、ずっと昔には《老いたるランド・ワーム/Elder Land Wurm》とか《真珠のドラゴン/Pearl Dragon 》みたいに、基本セットにもいたくらいだった。緑のドラゴンも《梢のドラゴン/Canopy Dragon》とか《昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star 》とか、数は少ないながらも昔は生息していた。白や緑のドラゴンは、多色もふくめて神河物語くらいまではちょこちょこいたのに、その頃を境にほとんどいなくなってしまった。その後は、わずかに色の役割の入れ替えがテーマだった「次元の混乱」に《収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester》がいたくらい。もはやドラゴンは赤にしか登場しなくなったのかと思ってたのに、ここにきていきなり復活した。どうやら、ドラゴンの運命も再編されたらしい。

カード的にはコラガン先生と対になってるようなデザインで、攻撃するたびに単体のクリーチャーに +1/+1 カウンターを二個置ける。ひとりで攻撃しても、自分が 7/7 飛行になれるってことだし、なかなかすごい。ドラゴン数体で攻撃すれば、圧倒的なサイズのドラゴン軍団が完成するという、なかなかに夢の広がるカード。ただし前述の通り、今のところスタンダードには、この色を持つドラゴンがいないことが問題か・・・きっと、今後出てくるということよね? とりあえず、ドラゴン収集家としては捕獲しておかねばならない。

後日談: 実際、ドラゴンたくさんでてきた。まあ、ドラゴンはテーマの一つってことだからいくらかは出てくるとは思ってたけど、それにしても各色に出現した上に、コモンなドラゴンまで出てくるとは。