まさかの時のボードゲーム: Android Netrunner (8) プレイ例の解説 -ターン5-

コーポレーションのターン: 5

(資材のレゾと能力の使用)

まずは手札を 1 枚引く。次のアクションフェイズの最初に、コーポレーションは 1 クレジット払って、先に遠隔サーバにインストールしていたカードを表向きに(レゾ状態に)してきた。

arn50

表向きにすること(レゾ)はアクションではなく、アイス以外の裏向きのカードは、いつでもコストを払ってレゾすることができる。

arn51

レゾしたカードは《メランジュ採掘社/Melange Mining Corp.》という「資材」カードで、「3 クリック払うことで 7 クレジット得る」という能力をもっている。資材は遠隔サーバにインストールするカードだけど、計画書ではないので得点することはできない。そのかわり、何らかの役に立つ能力をもっていたり、アクセスしてきたランナーに対して反撃する能力を持っていることが多い。資材カードは裏向きの状態では能力を使えず、能力を使うためには先にレゾしておく必要がある。

アクションフェイズでは、コーポレーションは 3 クリックを一気に消費して 《メランジュ採掘社/Melange Mining Corp.》 の能力を使用し、7 クレジットを得た。資材カードは、レゾ状態でなおかつコストが支払えるなら、いつでもその能力を使用することができる。

このターンは、カードの能力の使用にすべてのクリックを払ってしまったので、他には何もすることができず、ターンを終了した。


トップページに戻る / 次の記事を読む